「また娘を怒ってしまった…」子育ての悩みや自己嫌悪に陥った時に明るく楽しくアドバイスしてくれるおすすめ本!

最近、私は4歳娘への「叱り方」について悩んでいます。

4月は入学・進級など新しい環境や生活に子どもたちもいつもより疲れることが多いと思うのですが、年中さんになった娘の場合、クラスは1クラスしかないのでお友達も一緒、先生も年少の時の担任の先生が引き続き担任になって下さったのでさほど環境に変化はないように思います。(やることは年少さんの時より変わっているとは思いますが…)

ただ、午睡の時間がなくなったことで帰宅して夕飯を待っている間に寝てしまうことが多く、すぐに起こすのもかわいそうに思い小一時間程寝かせてあげるのですが、途中で起こしても中々起きてくれず、夕飯もお風呂もずれ込むことがしばしばあります。(年少の途中から午睡はなくなり、先生方の判断と子どもたちから申告があった時はお昼寝をさせてくれます。)
皆さんも一度は経験されたことがあると思いますが、夕寝をされてしまうと子どもの力がチャージされてしまって就寝してほしい時にしてくれなくて、寝かしつけに苦労するなんてことありませんか?結果、就寝時間も遅くなり、朝もギリギリまで寝て私に怒られながら支度をするなんてこともあります。

こういうことが度々起こっているので、翌日の朝娘に、

「今日は、保育園から帰ってきたらまずはお風呂を済ませてその後ご飯にしようね!」と話し、娘もその時は了解してくれるのですが・・・

(お風呂を先にする理由は、寝てしまって途中で起こすと機嫌がものすごく悪く、入りたくない!と言いいうことを聞いてくれないので先にしたのと、保育園から帰宅後必ず着替えさせるのですがそこを省いてお風呂に入らせた方が効率が良いと思ったからです。)

結局、帰宅すると朝約束したことが覆され、「ママ、ちょっとだけ休憩したら」とか「ちょっとだけYouTubeみたら」とか娘のちょっとだけ攻撃が始まるのです(苦笑)

私も帰宅したら休憩したい派なので娘の気持ちは分からなくもないのですが、このちょっとだけはちょっとで済まないのです…。大人も経験あると思うのですか、ちょっとだけが気づいたら朝方まで寝ていたなんてことありませんか?

大人だったらまだしも、4歳娘に変な癖をつけさせたくないのとできる限り規則正しい生活を身に付けさせたいのでなるべく寝てしまう前にやっておかないといけないことを済ませたいと思い、あれこれ試してみるのですが中々うまくいかない日々が続いています。




私も娘の気持ちを汲み取った上で改善できそうなところは変えているつもりですが・・・

「何で?」「どうして?」「言うこときいてくれないのー!」とイライラしてしまいます。

大人気ないかもしれませんが、同じことを繰り返さないために娘にも事前にこうしないとこうなるからこうしようねと説明をし、娘も「そうする!」と言ってくれたのに次の日になるとやっぱり同じ状況。私が娘に期待しすぎなのかな。。。娘ならきっと守ってくれると思いすぎなのかな。。。

思い通りにいかない状況に、「だから、言ったでしょ!!」と怒ってしまう私。

でも、その後保育園に送っていき、一人になるといつも自己嫌悪に陥ります・・・

4歳娘にそんなことで怒るのもどうなんだろうって思いつつも、自分の余裕のなさから娘に怒ってしまう…あんな言い方しなくても良かった…

まだ、4歳なのに私がこうしたいからと言って必ずしもその通りになるわけではないのに。

冷静になると、ダメだったなって思うことも時間に余裕がないと考えよりも言葉が先に出てしまって、自分をコントロールするのって難しいなと思います。

でも、怒ってしまった時は娘といつも以上にスキンシップを取ったり、強い言い方をしてしまった日は必ずどこかのタイミングで謝るようにしています。

当たり前のことかもしれませんが、そこだけは欠かさず私がやっていることです。

そのお陰かは分かりませんが、娘は「ママは怒っても一番大好き。ママはいつも一番だよ。」って言ってくれます。

何て有難い言葉なんでしょうか。きっと怒っている時の私の顔なんてめちゃくちゃ怖いだろうに…(笑)

娘が生まれて4年、私は自分のペースで自分なりのやり方で育ててきました。初めての子育てなので、様々なことが手探りではありましたが、有難いことにそんなに悩むこともなかったので子育てに関する本に接する機会もなくここまできました。

でも、ここにきて4歳娘への「叱り方」に悩むようになってきて、どんな伝え方ややり方をしたら喧嘩せずに上手く進められるのか参考にしたいなと思い、一冊の本を手に取りました。




子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の「子育てで困ったら、これやってみ!」

ツイッター大人気保育士てぃ先生初の育児アドバイス本! 保護者が絶賛した「斬新かつ実際に効果のあった伝え方」を状況別に網羅。忙しい親のための子育てのお悩み解決の決定版です。うまくいかないのは、親の能力や愛情の問題じゃない。子ども特有の気持ちや体の状態を知らず、子どもに指示が伝わっていないだけだった!

てぃ先生[ティーセンセイ]
関東の保育園に勤める男性保育士。保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

まず、表紙に書かれているこの一文。

もう「はやくして」と言わなくてOK!

私、大体毎日娘に「はやくしなさい」って怒ってるかも・・・

この言葉を見た瞬間、今の私が求めている答えやヒントが分かるかもと思い購入を決めました!

実際に中を見てみると、おしたく、お片づけ、お食事、起こす・寝かすといった生活習慣の悩みから、叱り方・ほめ方・伝え方など1ページに1つのテーマが書かれています。大切なところは太字にしてあり、とにかく読みやすく・分かりやすいです。合間に4コマまんががあったりして、活字ばかりで疲れることもなく育児本初心者の私にとってはサクッと読めて、すぐに実践できる内容が書かれているので「使いやすい育児本」という印象を受けました。

悩んでいたこともこの本を読んでいると不思議と明るい気持ちになり、楽しく読み進められるところが私には合っているなと感じました。

もしかしたら、今までたくさん育児本を読まれてきた方にはいい意味で内容が軽く感じることもあるかもしれませんが、悩んだ時に該当の項目をめくって「子育て簡易的辞書」のような感じで使うのもアリなのかなと思います。




私のことだ・・・気をつけなきゃ

どの章も気になる内容ばかりですが、その中でも私が気をつけないといけないなと思ったことが書かれていたのでご紹介したいと思います。

「理由を聞く」と「叱る」はキッチリ分けよう

大人が子どもを叱るとき、「なんでたたいたのー」「なんで用意してないの!」といった具合に「なんで」を使いがち。
理由を聞きたいだけなら叱る必要はない。
”理由を聞く””叱る”が同時になるとどちらも伝わらず、怒られないようにうそや言いわけをしてしまう。
この2つをしっかり分けて話すことが大事!

第8章 叱り方・ほめ方で困ったら、これやってみ!「理由を聞く」と「叱る」はキッチリ分けよう より

これ、私がよくやりがちなことだなと思いました。「理由を聞く」と「叱る」を同時にしてるから娘に伝わっていないことも多々あったのかなと読んでいて思いました。意識して同時にやっているわけではないですが、自分でも知らない内にこういう話し方をしているから娘にうまく伝わらず堂々巡りになっていたのかもしれないなと感じました。
文章で読むとなるほどって思えることも、自分だけでは気づかないことも多いのでこの育児本を上手に活用しながら、娘にあった「叱り方」を模索していきたいと思います!

まとめ

現役保育士さんで子どもたちと触れ合っている方が書いている本だからこそ、「なるほど~!」「こう対応したら子どもは動いてくれるんだ」と私では思いつかなかったことが勉強になって助かっています。

まずは、気になっているところから読み進めて、実践できることは実践し、何度も読むことで、自ずと見えてくることもあるのではないかと思います。

私のように今まで育児本を読んでこなかったという方、読んだことはあるけど何となく腑に落ちなかったという方、子育てに奮闘されているママパパさんにオススメしたいと思います。きっと読む前と読んだ後では気持ちに変化があると思いますよ^^

最後のページでは著者のてぃ先生から、親御さんに向けて温かいメッセージを残して下さっているのでそこもこの本の良さだと思うので気になった方は手に取ってみて下さいね。

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