歯磨きを開始した頃はすんなり歯ブラシを口に入れていたので順調だと思っていました。
しかし、ある日突然その時がやってきました。
歯磨きで突然大泣きするように・・!?
歯ブラシを口に入れた途端、息子が
「うううえ~ん」
と泣き始めて、手で歯ブラシを掴んで口から押し出してしまうようになりました。
「夫のときは泣かないのに私だと何故?」
と悲しい気持ちになってしまいました。
「今の時期はまだ歯磨きするのに慣れる為の練習だからね」
歯磨き開始前に相談した子育て支援センターのスタッフの方の言葉を思い出しました。
悲しい気持ちが切り替えて楽しく歯磨きできるように頑張ろうと思いました。
次の日も虫歯くんの歌を変えて歌ったり
「ちょっとだけだよ。」
なだめても息子は
「ううえ~ん。」
泣いてしまい嫌がる様子です。
しばらく息子の歯磨きストライキは続きました。
思い当たる原因がないので困ってしまいました。
試行錯誤しても上手くいかずどうしたら嫌がらないで歯磨きしてくれるかと思い悩んでいました。
いつものようにリビングに入っていくと、夫が息子に歯磨きしてるところに遭遇しました。
すると、びっくり仰天!泣いている息子の口に歯ブラシを入れて一生懸命歯磨きをしてる夫の姿が!
その姿を見た後私はすぐ夫に伝えました。
私「パパの歯磨きもう少し弱くてもいいかも。」
夫「これくらい力入れてないよ。大丈夫だよ。」
私「でも泣いてるから嫌がったら続けない方がいいよ。」
夫「そうか、わかった気をつける。」
最初はやり方が私と違うので戸惑う夫でしたが息子の為に理解してくれました。
それから私や夫は少しでも息子が泣いて嫌がる素振りをみせたら
「今日は気分じゃないんだね。」
と潔く中断するようにしました。嫌がらず歯磨きさせてくれた時は
「よく頑張って出来たね」
と褒めるようにしました。
息子が歯磨き好きになってくれますようにと祈る思いで過ごしていました。
もう好きにならないかと半ば諦めそうになっていました。
でも私も夫も息子の歯磨きをめげずに毎日取り組みました。
息子の歯磨きで心がけたこと
歯磨きをするときに楽しくなるように
「歯磨き戦隊、トラマメマン虫歯くんをやっつけよう!」
と声がけするようにしました。
「虫歯くんバイバ~イ!ゴシゴシ」
と私も夫も虫歯くんの歌を歌って歯磨きするようになりました。
夫と協力してしばらく試行錯誤で楽しい歯磨きする雰囲気を作るようにしていたところ、息子に変化の兆しが現れました。
あんなに嫌がっていた歯ブラシを嫌がらずに口に入れるようになったのです。
口に歯ブラシを入れて動かしても泣かなくなりました。
びっくりして一瞬目を疑いましたが嬉しくてたまりませんでした。
「歯磨き出来るようになってすごいね。」
と息子をぎゅーっと抱きしました。
それからは眠い時以外はスムーズに歯磨きが出来るようになりました。
虫歯くんの歌を歌ったりしているうちに興味を持ったのかある日自分で歯ブラシを掴んで動かすようになりました。
口に入れるのも嫌がっていた息子が・・・まさかと驚いて空いた口が塞がりませんでした。
でも自分で好きなように動かす日が続いています。
今では子ども用歯ブラシも自ら持つし、仕上げ用歯ブラシも持ちたがるくらい歯磨きが大好きになりました。
息子にとって歯磨きすることが楽しくなってきたようです。
息子も夫との歯磨きする時楽しそうにしている姿が微笑ましいです。
歯磨きを通して感じた息子の成長
息子は初めてのことはびっくりして出来るようになるまで時間がかかることが多いです。
でも慣れると苦手なこと克服して出来るようになって嫌ではなくなるところがあります。
息子の寝る前の歯磨きタイムは疲れたと思う時もありますが、一生懸命歯磨きしている姿を見ると愛おしくて私も頑張ろうと思います。
大きくなって赤ちゃんの頃とはまた違う色んな表情を見せてくれる息子にいつもパワーをもらっています。
息子の成長から教えられることが日々あるのでびっくりしたり気付かされることが沢山あります。
その度に泣いたり笑ったりして私の頑張る力になっています。
いつも一生懸命自分の気持ちを伝えてくれる息子に感謝です。
大変な時も多いけれどそれを吹き飛ばす幸せなことを息子と共有出来ることが嬉しいと思います。
私は息子といる時間を大事にしたいと強く思っています。
息子と一緒にいる日々はどんな出来事が起こるかワクワクドキドキが止まらないです。
白黒小豆
音楽、美容、ファッション、懸賞モニター、絵や文章書くことが好きなほんわか主婦クリエイター