前回のお話

ASDの娘さんが保育園年長のときのトイレトレーニングが大変だったお話【6】です。
トイレの中に入ることを嫌がり、自宅と保育園のトイレにはなんとか入れるようになったものの便座に座ることはできず、トイレでオムツに履き替えて排泄していた娘さん。小学校に入るまでには・・と焦るかわいみんさんが療育センターの臨床心理士さんに相談したところ、「大人になってもオムツを履いてる人はいないですよね?」と言われ、「そうかもしれない」と一度は納得したかわいみんさんでしたが、いろいろ調べていたところトイレが怖いと紙オムツを持参している成人男性のブログを発見し、これは「娘の未来だ」と焦ってしまいました。具体的に何をすれば良いのかわからず民間の療育施設に相談すると「それは簡単。オムツを取り上げちゃえばいいんです!」と言われて愕然・・このトイレトレーニングは娘さんの16年の人生の中でこんなに後悔したことはないと思うほど大失敗だったそうなのですが・・(汗)

ASD娘のトイレトレーニング【6】

民間の療育施設に娘のトイレトレーニングを相談した私。

「オムツを取り上げればすぐにトイレで排泄できるようになります。」
とアドバイスされ、半信半疑でしたが、翌日保育園にはオムツを持っていきませんでした。

保育園の先生にも説明して、その日は一日中、オムツを使わないようにお願いしました。

しかし・・・




娘のためだと思っていましたが、一日中おしっこをガマンして苦しんでいる娘を見て、私はとても反省しました。

娘の気持ちを考えず、とにかくオムツをやめさせたい一心で娘からオムツを取り上げてしまっていたのです。

【7】に続きます。
「ASD娘のトイレトレーニング」は毎日更新中です。明日の公開をお楽しみに!

かわいみん
2歳の時に広汎性発達障害と診断された娘と、ちょっと変な夫との日常生活を描いています。
Instagram:かわいみん(@kawaimin.today

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え、えぇぇぇーーーっ!!丸一日一度もトイレに行かなかったんですね・・(汗)娘さんがトイレに対して感じている恐怖は・・オムツを取り上げて克服できるようなことではないと療育施設の方にご理解いただきたいです!娘さんのためを思ってしたことが、逆に娘さんを苦しめている、と娘さんにしっかり寄り添ってご自身を見つめ直すかわいみんさんの姿・・とっても素敵です。
[ママ広場編集部]

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