[3]気のせい・・じゃない。睨まれてる。小学生女子の恋愛トラブル|ママ広場マンガ

前回のお話
娘アイの一番仲の良いセリアちゃんに好きな男の子ができたら、今までとは少し様子が違ってきたみたいです。
セリアちゃんが夢中になっているのはトモキ君。セリアちゃんがトモキ君と話している時は、いくら娘が話しかけても全く聞こえていないようで、振り向いてすらくれなくなってしまいました。

小学生女子の恋愛トラブル[3]話してるだけなのににらまれる!











娘は兄の影響もあって、少年漫画やアニメが大好き。クラスの男の子と話が合うらしく、いつもみんなでワイワイやっているようです。
一方セリアちゃんは、少女漫画、恋愛ドラマ、それに男性アイドルが大好き。男の子に人気の漫画にはあまり興味が無いようで、漫画では話が全く合わないのだそうです。
それでもアイとセリアちゃんは気が合うのか、小学校低学年の頃からずっと仲良しでした。

ある日、いつものようにアイはクラスの男の子と女の子数人で集まって
「ねえ昨日のアニメ見た?」
「あともうちょっとで敵を倒せるところだったのにねー、いいとこで終わっちゃった」なんて、漫画の話で盛り上がっていました。
その輪の中にはトモキ君もいました。

しばらくして、一緒に話していたアイカちゃんが眉をひそめ、小声で言いました。
「ねえ・・・なんかセリア、うちらのこと睨んでない?」
確かに、鋭い視線でこちらを睨んでいるセリアちゃんの姿が・・・。
「えっ・・・あ、話したいのかなあ??」
で、でもセリアちゃんはいつも「興味ない」って言っている漫画の話なんだけどな・・・。
「なんだよ、ケンカしたのかよー」とトモキ君はサラッと流します。

少し遠くからムッとした、明らかに不機嫌な顔でこちらを睨むセリアちゃん。
これまでも時折セリアちゃんから感じるトモキ君へではないあの視線・・・。
どうやら気のせいではなく、私にも向けられているようでした。

そんなぁ、めっちゃ睨んでる!

[4]に続きます。
「小学生女子の恋愛トラブル」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ 

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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