私も主人もいわゆる文系。
私は数学が大の苦手で、大学受験の時は私大文系のみを選択。
センター試験を受けると理系の科目も必須になるため、私大オンリーで受験するほど、理数系とは遠いところで生きていました。
しかし、大人になり、仕事をしていくと
「やっぱり理数系をもう少しやっておくべきだったな」
と思うこともしばしば。
自分の子供には、理数系教科も好きになってもらいたいと思い、いくつかの本や漫画を購入しました。
結果、長男は理数系教科と歴史好きに。
長女は、算数は好きではなさそうですが、理科と国語好きに。
本やマンガの効果かはわかりませんが、どちらも理科は好きになってくれました。
そんな我が家で購入した本やマンガについて、紹介したいと思います。
低学年でも入りやすい絵柄! 韓国の漫画「実験対決」
小学生に大人気の「サバイバルシリーズ」。
これもかなり面白いのですが、こちらは子供達が学校の図書館でかなり読んでいたため、我が家ではより理科に近い内容である「実験対決」を購入しました。
「科学漫画サバイバル」シリーズに続く、学習マンガ「実験対決」シリーズ。
“科学大好き!”の小学生が、学校ごとにチームを結成して、科学実験の大会に参加するよ。
次々に現れるライバル校を相手に、科学の問題に挑戦して勝ちぬいていく、手に汗にぎる実験バトルだよ!わんぱく少年ウジュと、あかつき小の仲間たちの活躍から目が離せないぞ~。
科学的な知識は少ないけれど、抜群の行動力とひらめきで、様々な実験を行っていく少年ウジュと同じ科学実験部の子供たちが協力し合いながら他の小学校を相手に実験でバトルしていくマンガです。
実験で対決という設定がちょっと斬新。
競技が実験ではありますが、バトルマンガなので、ライバルあり、ピンチや逆転勝利あり、で飽きさせない展開です。
絵柄は小学生男子が好きそうな、コロコロやボンボンなんかにありそうな感じ?
(ウジュはすぐ鼻垂らしたり下ネタに走ったりしますし……)
マンガでは、身近な科学ネタも解説してくれます。
新聞でガラスを拭くと綺麗になる理由が、コロイド同士が引き合う性質にあるなんて、知らなかったです。
マンガの部分以外にも、中で使われていた実験や、重要なポイントはきちんとまとめられています。
ストーリーに夢中になると、どうしても肝心の実験部分がおざなりになってしまうので、きちんと重要点がまとめられているのは助かります。
子供たちに、実際にはどんな効果があった?
我が家には13巻までしかないのですが、現在はなんと33巻まで出ているそう。
例えば、1巻では酸性・アルカリ性、2巻では力、3巻では光……と、巻ごとにテーマが決められているので、興味がある巻から買ってみてもいいかもしれません。
ちなみに、長男が面白いと思ったのは5巻の電気、長女が気に入ったのは7・8巻の人体だそう。
小学生が読むと、授業より先取りになることが多いと思うのですが、
「あの時読んだの、これのことだったのか〜」
と、実際に授業で聞いたときにわかることが子供にとってはうれしかったようです。
特に、力・電気・熱・空気・水あたりは、小学生の理科でも難しめの分野になるので、手軽にマンガで読めるのはオススメです。
一応、我が家の子供達は授業で詰まってしまうことはなく、今まで来ているようです。
このマンガは、ある出来事を証明するのに、どんな実験をすれば良いかをしっかり子供たちが考えながら実験で対決をしていくところが、一番のポイント。
大人や先生に「教えてもらう」のではなくて、自分たちで試行錯誤しながら実験方法を考えていきます。
子供達にも、身近な「なぜ?」の答えを自分で考えて見つけていく力がつくといいなと思います。
実験の内容などは、中学校でも十分通用する内容になっているので、長く愛読できると思いますよ〜。