肺炎でした。5歳息子の入院生活【後編】

高熱が6日続き、かかりつけの小児科で検査をしたら風邪をこじらせての肺炎だった息子。(検査を受けるまでに、インフルエンザを疑い耳鼻科を2回、小児科を1回受診しました)
大学病院の紹介状をもらい、大学病院での再検査の結果、入院となってしまいました。

簡単な入院の流れを聞いた後、個室か4人部屋かの希望を聞かれ、「お部屋の準備ができるまでここでお待ちください。その間にお昼ゴハンも済ませてください」と言われ、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買ってきて食べました。

実は、この日は主人に休みを取ってもらっていました。
この時点で3日連続で仕事を休んでいた私。この日は、朝小児科に連れて行ったらその後は主人に看病を任せるつもりでいました。
まさかの事態でしたが、主人がいてくれたので本当に助かりました。
私だけだったら入院させるかどうかや部屋をどっちにするかなど1人で即決できなかったし、ちょっとした買い出しなども1人は息子に付いていてあげられるのでよかったです。



部屋の準備で1時間近く待ち、ようやく病室に入れたのは14時頃。
それから入院の書類記入や説明を聞き、気が付いたらもうすぐ娘が小学校から帰ってくる時間。(この日は主人と息子が家にいる予定だったので、学童へは行かず家に帰ってくることになっていました。)
主人に病院に残ってもらい、私は慌てて入院に必要な荷物を取りに帰りました。
大学病院が家の近く(車で5分くらい)で本当に助かりました。

家に戻り、荷物の準備をしていると娘が元気よく帰ってきました。
「あれ??なんでママがいるの?パパがお休みなんじゃないの?」と不思議そうな娘。
「うん。あのね…、弟くん入院になっちゃったの…」と伝えると
一気に表情が変わり「なんで!?なんで入院しないといけないの?弟くんに会いに行きたい」と泣きだしました。
「大丈夫、大丈夫だよ。入院はするけど、けっこう元気だから。あとね、お見舞いはママとパパとじーちゃんとばーちゃんしか行けないんだって。」と言うと
「え~!私も弟くんに会いに行きたいのに!」と駄々をこねていましたが、
しばらくすると、急にスイッチが切り替わり…
「じゃあ、私遊びに行ってくるね!」と元気に飛び出していきました^^;

荷物をまとめて病院へ戻るともう17時近くでした。
主人と入れ替わり、持ってきた荷物などを棚にしまい終えるともうクタクタ…。
朝一で病院に行ってからようやく落ち着くことができました。
個室にしたため部屋にシャワーはありましたが、もう疲れ果ててこの日はシャワーを浴びる元気もなく寝てしまいました。



5歳児との初めての入院生活。もちろんずっと付き添いです。
自分自身も2日以上の入院はしたことがありません。

入院中は常に点滴。
点滴の管は右手に繋がれていました。

右手が利き手の息子。
ごはんも自分で食べられない…。

入院2日目

熱もほぼ下がり、そこそこ元気に。
元気になったのは嬉しいけど、それはそれで大変でした。
息子は病棟から出ることもできず、出歩けるのは部屋の中と病棟の廊下のみでした。
動きたくて仕方ない息子。ベッドの上でゴロゴロ動き回るので、すぐに点滴の管をひっかけます。管を体で踏んでしまっていて警告音が鳴り、何度看護師さんに来てもらったか…。
元気もあって、少しのあいだ私が部屋にいなくても大丈夫と言っていた息子ですが、1人の間に点滴の管をひっかけて大変なことになるかもしれないと思うと、息子を1人にはできず、自分の食事を買いに行くこともできませんでした。(わりと大きな病院だったので、院内の売店まで行くだけでも往復15分くらいかかってしまいます…)
入院が週末だったため、主人や実家の両親が来てくれたので、その間に院内のコンビニに自分の食事を買いに行ったりシャワーを浴びたりできました。
週末の入院で本当に助かりました。

息子の退屈を紛らわせるために、病室ではほとんどDVDを観て過ごしました。(DVDプレーヤーが付いたテレビで本当に良かった!)主人が色々とDVDを借りて来てくれました。
差し入れでもらった本やパズルも大活躍でした。

入院3日目

朝の回診で先生から「この調子ならもう退院できそうだね。明日の朝もう1回検査して、問題なければ明日のお昼過ぎには退院できるかな」と言われました。

入院4日目

朝、10時頃に血液検査。

「すぐに結果出ると思います」と言われていたものの、結局検査結果が出たのはお昼過ぎ。

検査結果も良好で、退院の許可がもらえました。

退院後、2日間は自宅療養。2日後にもう一度受診して問題なければ保育園に行ってOKと言われました。

その後、会計の手続きで1時間近く待ち、病院を出たのは15時ごろでした。

短いようで長かった入院生活。
たった4日ぶりの自宅ですが、息子も私も「やっとお家に帰れた~!」と本当に嬉しかったです。

今回の入院

高熱が出たり下がったりだったこともあり、病院を受診するのが遅くなりました。
さらに、鼻水を吸ってもらいたいからと最初に耳鼻科を受診していました。耳鼻科での2度のインフルエンザ検査で陰性だったのに1日様子を見てしまいました。
発熱5日目にやっと小児科を受診し、「耳鼻科は胸から上が専門だから…」と、もっと早く小児科を受診してほしかったと言われました。
もしかしたら、初めから小児科を受診していたら入院までならずに済んだのかもしれない…と思うと息子に申し訳ない思いでいっぱいです。(受診した耳鼻科が悪かったとは全く思っていません。)
受診する診療科の選択も大切なんだなと改めて思いました。

また、今回は風邪をこじらせての肺炎で、息子が診断されたときはコロナウィルスの話題はここまで大きくなってはいませんでしたが一瞬頭の中をよぎり、もしかしてとも思いました。

今ではすっかり元気な息子ですが、咳が酷かったりすると過剰に心配してしまう私です。

余談ですが、4日間右手を包帯でぐるぐるに固定されていた息子。
3日目あたりから、一緒にベッドで寝るときにどこからかクサい臭いがしていて「そういえば、今日パパがこのベッドに乗ってたよね。パパの足のニオイがシーツに染みついてる~」と2人でパパを悪者にしていたのですが、実は臭いの元は息子の右手でした^^;
人の手って、3~4日洗わないだけでおじさんの足の臭いに匹敵する臭さになることを学びました(笑)
手洗い、大事です。

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