めんどくさがりの娘のために買った本。親のためのヒントもたくさんありました。

先日読んだこの本。

【超】めんどくさがりの小4娘に読んでほしくて買ったのですが・・・。

娘に渡したところ
「こういうの、あんまり興味ないんだよね~。読むのめんどくさい
と即答…。
そうかそうか、そうだよね。だって、『めんどくさがり』だもんねッ(;_:)

ということで、私が読みました。
肝心の娘本人には読んでもらえませんでしたが、私が読んだことで、娘の『めんどくさい』への対応の仕方のヒントを得ることができました!



「めんどくさい」「あとでやる」「やりたくない」が口癖の娘。
宿題、片付け、持ち物の準備、ドライヤー、歯みがきなどなど・・・日常のあらゆることをとにかくめんどくさがります。
めんどくさいことは後回し後回しにし、結局後からやる事が山積みになって時間の余裕もなくて「も~!!」と怒ったり泣いたりしながらやる羽目に。
後からそうなることは目に見えていて、それに付き合うことになる私。
「やらないといけないことは先に終わらせて」
「やりたくないことを後回しにしても良い事は何もない」
「後回しにしてるとどんどんやりたくなくなるよ」
「やることをやってから遊んだ方が気持ちよく遊べるよ」
などと口うるさく言ってしまいます。

でも、私がいくら言っても娘には右から左・・・私の思いは全く届かない。
なんとかならないかな~と思っていたときに出会ったのがこの本でした。

この本には、
●どうして「めんどくさい」が生まれるのか
●「めんどくさい」の正体
●「めんどくさい」との上手な付き合い方
●1人でがんばれないときはまわりを味方にしよう
ということが書かれています。
子ども向けの本なので、子どもに分かりやすいよう「めんどくさい」をのそのそさんというキャラクターで表現しており、イラストもたくさん使われていてとても読みやすいです。




登場人物は、性格がバラバラな4人の子ども達。
この本を読む子は、自分に近い性格の登場人物と自分を重ねて読むんだろうなと感じました。私も「この登場人物は娘に似てるな~」と思いながら読み、その性格の子に合った対処法を参考にしたいと思いました。

めんどくさいと感じることは、人それぞれ違うということ。
めんどくさいの根っこには自分の性格や考え方があるということ。
めんどくさいの根っこは自分の強みにも繋がっていること。
めんどくさい気持ちと上手に付き合うための自分に合った方法を見つけるのが大切ということ。

たくさんの「なるほど~!」があった中で、私が一番これは参考になるなと思ったのが『まわりを味方にしよう』という章に書かれていたこと。

「こんな風に友達や家族の力を借りてまわりを味方にしよう」・・・と紹介されていたことは、つまり娘のまわりにいる『私が』サポートできる部分。
・友達や家族を巻き込もう
⇒ 私や息子も一緒にやるようにする
・前向きな情報だけ集めよう
⇒ 娘への前向きな声かけを心掛ける
・タイマーを使って集中しよう
⇒ とりあえず3分だけやってみよう!とか?
・目に入るものを整理しよう
・材料や道具の準備をしよう
⇒ 娘が自発的にやれないなら、まずは私がその環境をつくってみる

『みんなで一緒にやる』というのはこの本を読む前から意識してできるだけやるようにしていました。
娘は「なんで私だけ…」「弟くんはやらなくてずるい!」ということをよく言っていたので…。
効果はまあまあ感じています。
「みんながやるなら仕方ないから私もやるか~」という感じで渋々ですが娘もやってくれます。

この他にも、めんどくさい気持ちと上手に付き合う工夫として紹介されていることも、「やることリストをつくろう」や「楽しみとセットにしよう」など私がサポートできそうな部分がありました。
私のちょっとした心がけやサポートで娘がやる気になってくれるなら、どんどん取り入れていきたいと思います!
もちろんすぐに効果は出ないと思いますし、いつかはサポートなしでやれるようになればいいなと思いますが、今は少しずつでも「めんどくさい」と上手に付き合えるようになってくれればいいな。

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