エリック・カールさんと息子と私
力強くカラフルでついつい引き込まれてしまうイラストのタッチに、いろんな角度からの発想力溢れるストーリー展開、子どもだけでなく大人もついつい引き込まれる尽きない魅力・・みんなの心にあるエリック・カールさんの思い出はどんなだろう?日本を何度も訪れていたエリック・カールさんに、私たちの想いが少しでも届くといいなあ。感謝の気持ちをたくさん込めて。
はちみつさんとトラのママさん(@vperske_jp)が、息子さんたちが大好きだったエリックカールさんの作品の思い出を紹介してくれました。
小4息子とその母親が選んだエリック・カール作品とは byはちみつ
小さな頃から読み聞かせは習慣にしていたのですが、息子が保育園に入園してからは、保育園で読んでもらった絵本や読みたかった絵本など、自分の希望を伝えてくれるようになり、ますます絵本に触れる機会が増えました。
お迎えに行く時間が比較的遅かったので、帰りはいつも太陽が沈むギリギリか夜。
自然と息子と2人で月を見上げることが多くなりました。
今日は空が笑ってる!新月はスマイルの口に見えるようで、息子が「スマイル!」「スマイル!」と指差ししながら何度も教えてくれる姿を思い出します。ああかわいい(笑)
そんな息子と眠る前に読む本は、やはりお月さまやお星さまなどの本が多かったように思います。
そして、久しぶりに息子が選んだ絵本もやはりお月さまの本でした。
「パパ、お月さまとって!」偕成社(エリック・カール著 もりひさし訳)
娘に月をせがまれて、パパは本当に月を連れてきた! 画面が左右上下に広がるしかけで、空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。
娘に月をせがまれて、パパは本当に月を連れてきた! 画面が左右上下に広がるしかけで、空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。
お月さまと遊びたくなってしまった娘に言われたセリフ「パパ、お月さまとって!」がそのまま題名になっているお話!
愛する娘のために月にはしごをかけて取りに行くシーンがとても印象的で、長い長いはしごと大きな大きなお月さまの登場に親子でとってもワクワクしたのを思い出します!絵本自体が左右上下に開くという仕掛けにもビックリ!大きくなっても楽しめる素敵な絵本です。
そして、おすすめは本以外にも!
絵本の魔術師という異名を持つエリック・カールさん、本だけでなく、知育グッズにゲーム、ぬいぐるみにも!ママパパが安心して子どもたちにおすすめできるものがいっぱいです!
その中から我が家の息子がいまだに取り出して遊ぶのがこちらです!
はらぺこあおむしアプリ「わたしのあおむし」
エリックさんの大人気絵本「はらぺこあおむし」の世界観がそのままアプリになっていて、ゲームというよりあおむしくんと一緒にいろんなことをして遊ぶイメージなので、小さなお子さんも安心して遊ぶことができます。
たとえば、、
育てた果物をあおむしくんにあげたり、(絵本のように食べてくれます!)
あおむしくんと一緒にお絵かきしたり、
あおむしくんを風船で浮かばせたり、
たくさん食べてたくさん遊んだら・・眠ってしまいます(笑)
ほとんどが無料で楽しめるので(アプリ内課金はありますが二段階認証でうっかり決済もありません)、お子さんとのお出かけのおともにも!
息子はときどき思い出したように「はらぺこあおむしくんで遊ぶ!」と言って遊んでいます。
ちなみに対象年齢は4歳以上推奨、息子は小4ですが・・4歳以上には変わりないのと、私も遊びたいのでよしとします(笑)
息子のはじめてのおもちゃと、初めて保育園で覚えてきた歌 byトラのママ
情報に疎い私は、子どもができるまでエリック・カールさんの名前を知りませんでした。
見たことのある絵はたくさんあるのに、それらがエリック・カールさんの作品だとは知らなかったのです。
息子の誕生祝に、友人からもらったはらぺこあおむしのガラガラが、息子の初めてのおもちゃでした。
かわいい!こんなかわいいガラガラがあるの~?と喜ぶ私に友人が驚いて
「えっ!?エリック・カールめちゃ有名だし子どもたちにも大人気なのに知らないの!?」
と言われたのを覚えています。
息子が少しずつお話できるようになった頃、突然、私の知らないメロディーを口ずさみ始めました。
「おなか ぺ~こぺこ~」
「すいようび~・・・」
それまで保育園で覚えてくる歌はどれも私にもなじみのある歌だったので、息子が口ずさみ始めて詰まると私が一緒に歌い始めるのが大好きな時間でした。
でもその歌は初めて聞く歌です。一緒に歌いたくて、すぐに検索して見つけたのがこちら。
ペロペロキャンディーと さくらんぼパイ とか
おなかペコペコ とか
まだ下の回らない言葉でいっしょうけんめい歌う姿が可愛くて、何度も一緒に見て歌いました。
懐かしいなぁ。
カラフルな絵も、歌も、ふれるとすぐにその時の思い出に戻って幸せな気持ちになります。
たくさんのお子さんやママパパの心の中で輝き続けるエリック・カールさんの作品たち、これからも人々を魅了しつづけることでしょう!
ありがとうエリック・カールさん!
感謝とともに、あらためて作品を読み返したくなりますね。
これからも、ずっと。
R.I.P.