何を入れる?どこに置く?一応備えてるつもりだった防災グッズを見直したらダメダメだった。

防災の日、防災週間が終わりましたね。
みなさんは災害への備え、どんなことをしていますか?
我が家は、毎年この時期に防災関連のニュースなどを見ては「あぁ、うちの防災グッズ大丈夫だったかな…」と一応見直すようにしていました。(やれていない年も多々ありますが…)

今年も9月1日の防災の日にテレビの防災特集を見て思い出した私。
よし、忘れないうちに…!と仕事が終わってからすぐに防災グッズの見直しに取りかかろうとしました。
ところが・・・。

あれ?どこにある??

いざ取り出そうとして「あれ??うちの防災グッズ、どこに仕舞ってあったけ・・・??」となった私。
主人に連絡し「倉庫だよ」と言われ、あ~そっかそっか、と庭の倉庫へ。

すると。
確かに防災グッズは見つかりました。が、倉庫の一番奥、しかも一番下に置いてあるではないですか。
手前には、子ども達の外遊びのおもちゃや芝刈り機、クーラーボックスなどなど荷物が山積みで・・・とても取り出せませんでした。

こんなんじゃ、いざというときにも取り出せないよね・・・と反省。



ようやく見直しスタート!

週末、ようやく主人に倉庫から出してもらい一緒に中身を確認。

我が家の防災グッズ、最初に準備した数年前は、夫婦2人分をすぐに持ち出せるようにと使わなくなった登山用リュック2つに入れ、玄関横のシューズクロークに置いていました。
しかし、子どもが生まれオムツなどかさ張るものを入れるようになってからはリュックでは入りきらなくなり、衣装ケースに入れ替えることに。
そして、子どもの成長とともに年々シューズクロークの荷物が増えていき、いつの間にか防災グッズの置き場所が庭の倉庫に…。(2階の納戸に置いていた時期もありますが、やっぱりそこも荷物が増えていき、最終今の場所に行きついた感じ)
以前、見直しをする期間がちょっと長く空いてしまったときはもう必要のなくなったもの(オムツや粉ミルクなどの赤ちゃん用品)がたくさん入ったままになっていたり、食料品や常備薬は期限が切れていたり…定期的な見直しの必要性を実感しました。
今回も、うちは4人家族なのにアルミブランケットや簡易トイレなどなど人数分足りていないものがけっこうあったので買い足しました。

我が家の防災グッズ、これじゃダメだ!

防災グッズの収納をリュックから衣装ケースにしたことで入れることができる容量は格段に増えましたが、大きくて重すぎて非常時にすぐに持ち出すことはできない…というデメリットが。
調べてみると、『非常用持ち出し品』と『備蓄品』は別々に置いておくのが良いそうです。(今までちゃんと調べたことがなくて知らなかった!!)
非常持ち出し品は、避難時に持って行きたい最低限の備えと安全に避難するための備え。
備蓄品は、ライフラインが途絶えたときに数日間過ごせるための備え。

我が家の防災グッズはこの『非常用持ち出し品』と『備蓄品』の両方をまとめて衣装ケースに入れていました。
これは改善しなければ…!
非常用持ち出し品だけはやっぱり取り出しやすい玄関付近に置けるようにしたいなと思いました。

備蓄品に関しては、我が家は普段からレトルト食品やカップ麺、缶詰、お菓子などわりと多めに置いていると思うので、防災専用の保存食はそれほど持っていません。
(ローリングストックを意識しているわけではなく、ただ「今日は疲れてご飯作りたくない~!」となったときのためですが^^;)
キャンプ道具もあるので、ランタンやシュラフ、食器、コンロ、ポータブルバッテリーなどなど防災用品としても兼用できそうです。

もう一つの改善点は、これらの防災グッズやキャンプ道具の置き場所。
揃えるときは主人と私で一緒にやっていても、収納はいつも主人に任せていました。
なので、「いざ」というときにもし主人が不在だった場合、今回のように「せっかく準備した防災グッズはどこ??」となってしまう可能性が。
収納場所もしっかり家族みんなで共有しようと思います。もちろん取り出しやすさも考えて。



子ども達にどう伝える?

我が家の子ども達は小4娘(9歳)と年長息子(5歳)。
我が家がもし避難するなら、地震の際も風水害の際も娘の通う小学校です。ありがたいことに小学校は自宅の裏にあり、通常時であれば徒歩2~3分ほど。
子ども達には、とりあえずパパやママが一緒にいないときに避難することになったら小学校に行くんだよ、ということはだけはしっかり伝えました。
他にもたくさん伝えたいことはありますが、一度にたくさん伝えても覚えられないと思うので今回はとりあえずこれだけ・・・。
何かいい方法はないかと調べていると、「防災手帳」というものの存在を知りました。
家族の情報や緊急連絡先リスト、避難所までの行き方、災害用伝言ダイヤルの使い方などの情報を冊子にまとめたもので、無料のテンプレートもありました。
こういうものを子ども用に作り、大人が一緒にいない場合にどう行動したらよいのかを記載しておけば「いざというときにはコレを見てね」ということができて子どもも親も安心ですね。
よし、家族分を作るぞ!!
NTTの災害時伝言ダイヤルの体験利用を子どもと一緒にやろうと思ったのですが、体験利用ができる日が決まっており今回はできませんでした。
(体験ができるのは、毎月1日・15日、お正月の1月1日~3日、防災週間の8月30日~9月5日、防災とボランティア週間の1月15日~21日です)
来月の1日か15日にやってみようと思っています。(忘れないようにスマホのスケジュールに登録済!)



自分が住んでいる地域はどんな場所?どんな危険がある?

今まであまり気にしたことはありませんでしたが、初めて調べてみました。
自宅近くには川はありません。市の洪水ハザードマップを確認しましたが、我が家は浸水の危険は少なそう。
また、市が平成25年に南海トラフ巨大地震(M9.0の規模を想定)の被害予測調査をしたときの結果では、震度6弱~6強、液状化の可能性はほとんどなく、建物の全壊率は3%ほどとのこと。
ということで、我が家がもし避難することになるとしたら、地震か台風の可能性が高そうです。
こんなサイトもありました。

https://twitter.com/jishinhoken2020/status/1303286964402126849

クリックするだけで、その場所で30年以内に起こる地震予測、停電日数、ガス停止日数、断水日数などが診断できます。
ライフラインの復旧日数は過去の地震データを参考に算出されているそうです。
ちなみに、我が家の場合は・・・
30年以内に起こる地震予測:震度6強、確率9%
停電日数:4日
ガス停止日数:18日
断水日数:27日
ということで、断水日数が長そうだなということが分かったので、今まで以上に水の貯えをすることにしました。

今回は、今までなんとなくやってきた災害への備えを少ししっかり考えてみました。
自分の住んでいる地域がどんな場所でどんな危険があるのか、初めて調べました。
これだけやったからもう安心!ということはありませんが、できることはやっておきたいと思います。
災害に強い家族を目指します!

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