学校から帰ってきて、息子(小2)が「ママ~。〇〇子ちゃん、今日大人の階段をのぼったんだよ~!!!」と。
なになに???大人の階段だって????と思ってよく聞いて見ると、学校で歯が抜けたとのこと。なるほど、そういうことだったのかあ。
そう小学校低学年の子供は乳歯から大人の歯に生え変わるじきですものね。
かくいう息子も絶賛生え変わり中。まあ、その歯の抜けてすきっぱになっているアホづら(失礼~)がなんとも愛らしい。
息子の初めて歯が抜けたのはちょうど一年前。歯がぐらぐらしだし、そして、抜けた後のなんだか口の中がぽっかりあいた気持ち悪さ。
息子は初めて歯がぬけようとしていたとき、ごはんも食べられなくなり大騒ぎでした。そして、ついに抜けたときに、パパが息子に言ったのです。
「〇〇君、大人の階段、のぼったな!!!」と。
それを息子が覚えていたのでしょう。
「大人の階段昇る」
このフレーズ、昭和世代のパパママだったらご存じのはず。昭和の懐メロ、
H2Oの「想い出がいっぱい」(作詞:阿木燿子)
の歌詞なんです。
平成生まれのパパママが増える中で、昭和ど真ん中世代のパパが息子の成長に言い放った言葉だったのです。
そして、そんなことがあってのある日の夕食時。
その日は野菜炒めに、息子の苦手なピーマンを細く切っていためて夕食にだしました。
ピーマンを見て固まる息子。
すかさず、「あ、それね、じいちゃんが畑で育てたピーマンだからね~。」
「・・・・・」
「でも無理だったら残してもいいよ~。」と私。
息子はしばし固まっていたあと、ピーマンを口に入れて、もぐもぐ。
そして微妙な顔。
ですが、そのあと満面な笑みで一言、
「ねえ、ママ、今僕大人の階段のぼったでしょ!!」
うん、うん、息子よ、きみは日々と大人の階段をのぼっているのだよ。そしてそんな成長を母は毎日うれしく思っているのだよ。
そう、いつか息子が大きくなったときにどう思うのだろうかな~。
ずぼらでのんびり田舎暮らし
もとなんちゃって英語教師、高齢出産でやんちゃな男の子の子育てに奮闘中。