前回の話
マキさんの出産中に義母はカナタくんを預かってくれていましたが、心配になってゆうさんが見に行くと、義母は自分のことを「ママ」と言ったり、マキさんがゆうさんにそっくりな子を産んだことを「何もできない嫁でもひとつくらい取柄があるのね」と失礼なことを言ったり好き勝手していました。それでもゆうさんが怒ってマキさんをかばう発言をすると、途端にしくしくと泣き出してしまうのです。
やっぱり義母に嫌われています[7]話が通じない。自己中義母の思い通り
しくしく泣いている義母の顔を覗き込むように近寄って来たカナタくんに
「ばあば?」と言われ、ギュッとカナタくんを抱きしめて離さない義母
「カナタちゃん!!明日も明後日もばあばと一緒がいいわよね~」
半ば強引に泊まるように持って行こうとするのでした。
カナタくんに話しかけるようでゆうさんに聞こえよがしに訴える義母の主張は
「カナタちゃんだけだわ~、ばあばを心配してくれるのは~
パパはママと結婚してからばあばの言う事ぜーんぜん聞いてくれないの
悲しいわぁぁぁ」
義父もその様子を見て呆れ顔です。
・・・そんな実家の状況になすすべも無く、マキさんに連絡してきたゆうさんに苦笑いするしかないマキさんでした。
自己中な義母ですが、マキさんは破水したときの義母の言葉と行動を思い出していました。
あの時の義母は本当に心強くて有難い存在だったのです。
マキさんは、カナタくんが義実家にいたいと言うなら、退院するまで義実家にお世話になっていいのでは、とゆうさんに伝えました。
マキさんのひと言で、退院するまで義母と過ごすことになったゆうさんとカナタくん。もちろん義母は大喜びです。
「やっぱり29日にあなた達に来てもらったかいがあったわ~」
と、意味深な発言をして嬉しそうに笑っていました。
続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「やっぱり義母に嫌われています。」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [作画]まりお
作画:まりお
息子(小3)のイケメンっぷりに心ときめいて、娘(年長)のムチムチボディに顔を埋める毎日です。