前回のお話
もう、どうすることが正解かわからくなっていた。
[13]苦しかった。辛かった。ずっと我慢して諦めていた。涙が止まらない|それぞれの想い(大宮ちひろ目線)
「俺休めないよ!今は大事な時期だから」何度も何度も頼んでは断られてを繰り返して、いつからか私の方が稼ぎが少ないからって諦めていた。
「保育園のお迎えの連絡、俺の会社に変更してもいい?」
まさか、良平からそんな言葉がでてくるなんて思いもしなかった。
色んな感情が溢れ出て、涙が止まらなかった。
「ずっとね、仕事を休むのが私ばかりで辛かったの。会社に迷惑ばかりかけて・・。」
でも、仕事しなきゃ。会社に行かなきゃってそう思うほど・・・
翔のこと蔑ろにしているんじゃないかって・・・。
ちゃんと向き合えているのかわからなく・・・。。
「苦しくて、どうして私ばっかり!って思って・・翔の事は大切なのに。」
私は普段思っていることを正直に話した。良平はそれを静かに聞いてくれていた。
続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「それぞれの想い」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!
----------------
※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ
マキノ 元気姉弟を自宅保育中の主婦。