おこづかいを貰っていなかったシュンくんが「次はお前の番」と言われ、友達に奢ることになってしまいました。シュンくんはお母さんにお金を貰おうと思ったのですが・・・。
「レンに1,000円持ってくるように言われたから」と聞いたシュンくんのお母さんが、学校でシュンくんがいじめられているのかと驚いて学校に相談したことで、3人が親には内緒で外でお金を使っていたことが判明したのでした。
［５完］小学生のお金トラブル｜ママ広場オリジナルマンガ
レンがなぜシュンくんに「1,000円持ってきて」と言ったのか、事の経緯がわかりました。
「ギャングエイジ」といわれる年齢の息子たち。仲間同士で、親には秘密の少し悪いことをしたかったのかもしれません。
初めは軽い気持ちで始めた奢り・奢られの行動でしたが、友達同士でお金のやりとりをするのはやめるように伝えました。そして、お金を親からこっそり盗ったり、友達に要求することについては厳しく指導しました。
その後、カイトくん、シュンくんの親御さんも含めて学校へ集まり、事の経緯とお詫びを伝えました。
「うちも私の財布から盗ってたみたいで・・・」
実はカイトくんも、お小遣いを全部使ってしまってからも友達にお菓子を奢ってみんなで食べたくて、お母さんのお財布から時々お金を盗ってしまっていたのだそうです。
親御さんとも話し合い、カイトくんもレンも、もう少しお金の使い方がわかるまでお小遣い制度はいったん中止にしました。
「おこづかいはみんながもう少し大きくなってからね」
「これからはお金を使わないで公園とかで遊ぼうね」
反省した3人は、その後はお互いの家や公園で遊ぶようになっていたのですが・・・。
ある日いつもの公園で遊んでいた3人に、同じ小学校の上級生が声をかけてきました。
「おい、お前ら・・・。」
「ちょっとジュース買ってこいよ。」
レンたち3人にそう言った上級生の手には、1,000円札が・・・！
小学生のお金トラブルはどんなきっかけで起こるかわかりません。
お金の使い方や友達との関わり方について、あらためて家でしっかり伝えようと思います。
完
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※実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本 ママ広場編集部 編集・作画 マッマ
マッマ
2017年と2019年生まれの兄妹を育てています。
