橋の下から拾った子!?親の嘘を真に受けた子どもの末路

ママ広場の読者のみなさま、こんにちは!パパブロガーのかずちかと申します。

いつも我が子のエピソードを記事にしているんですが、今回は私が子どものときの面白エピソードでございます。

私は5人兄弟の末っ子なんですが、上の4人とはすごく歳が離れてるんですよね。

私が小学校のころ、親や兄弟は私をからかうように、よくこう言っていました。

「あんたは近くの川の橋の下から拾ってきたとよ。」

これ、子どもにはけっこう衝撃的なんです。

さらに、兄弟と歳が離れていたことでその嘘がリアリティを持ってしまったんですよ。

私は「嘘やろ?」と思いながらも「真実かも...」という思いを捨てきれず悩みに悩みました。



そんなある日、テレビで里親とか養子についてのドキュメント番組を見たんです。

純粋な少年だった私は自分と重ねまくって、テレビを見て泣きました。

あれだけ泣いたのはドラゴンボールでナッパにZ戦士たちが次々と倒されていくとき以来でしたね。(わからなかったらスミマセン)

そのテレビで出た結論は、愛のある里親と親子として一緒に生きていくというものだったと思います。(昔のことでちょっと記憶が曖昧ですが)

それを見て私は、「本当の親が誰だっていい、今の家族と生きるんだ」と決心したんです。

そんな風に考えてたとき、めちゃくちゃタイムリーに学校で「家族」をテーマにした作文を書く宿題が出ました。

当時の私は「家族」というワードを目にするたびに、親と血が繋がっていない現実を思い知らされる思考回路でした。(ショート寸前)

その時の作文には「僕は産みの親よりも育ての親が大事です。」という内容を、原稿用紙2~3枚にわたり泣きながら書き殴ったわけです。

先生は何と思ったでしょうね(笑)

作文のことは親には言ってませんでしたが、先日子どもを連れて実家に帰ったときに話してみました。

母は「面白くて兄弟みんなにそう言っていた」と爆笑。

そこから私の出産のときの話をしてくれて、やっぱり母親ってヤツは偉大だと、改めて思いました。

でも、「橋の下で拾った」は言うメリットなさすぎません?

悩んだ時間を返してほしいものです。

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