前回のお話
ある日曜日に突然やって来たスミレちゃん、玄関で涙ぐむスミレちゃんを部屋に通したところ、「ハナちゃんごめん、あのSNSはお母さんだった」と言い出して・・!!スミレちゃんがお母さんにスマホを借りたところ、ハナちゃんの写真を投稿しているのを見つけて・・「使わないで」と言うも「周りの人はハナちゃんを知らないから大丈夫」とあしらわれてしまったと・・。ハナちゃんのお母さんがアキちゃんとお母さんに連絡し、すぐに来てくれることになったのですが・・
SNSなりすまし[8]危険性を訴えても全く通用しない
スミレちゃんの話を伝え、すぐに駆けつけてくれたアキちゃんとお母さん、
「うーん。どうしたら・・」と頭をひねるハナちゃんのお母さんに、
「とりあえず・・誰がやってるかわかったから、スミレちゃんのママに話を聞きに行く??ここはもう本人に・・」と言うアキちゃんのお母さん、
「う、うんっ・・」と覚悟を決めたハナちゃんのお母さんと、
「よしっ、アキはとりあえず、ハナちゃんと一緒にいて!」とアキちゃんのお母さんが声を掛けると
「わかった!」と頼もしいアキちゃんの声、
そして・・スミレちゃんの家を訪ねることになりました。
ピンポーン
「はーい」とインターホン越しにスミレちゃんのお母さん、
「こんにちはー。いつもアキがお世話になっています。小学校のことで確認があるので今いいですか~?」と自然な話しぶりで挨拶するアキちゃんのお母さん、
そして・・
ガチャッ・・
扉が開いて出てきたスミレちゃんのお母さんに、
「確認ってなんですか??」と聞かれ、
「あのっ!!ハナの写真を使ってSNSしてますよね?」と横から顔を出したハナちゃんのお母さん、
「・・は??してませんけど?」とシレっと答えるスミレちゃんのお母さん・・
「で・・でも・・これ」とスマホを差し出して、なりすまし投稿を見せると
「・・私って証拠あります??しかも、この写真じゃハナちゃんってわかりませんけど?違う人じゃないですか?」とシラを切り通すスミレちゃんのお母さんに、
「お母さん!!」と横から声がして・・
「もう!!お母さん!!やめてよ!お母さんじゃん!犯人!」とスミレちゃんにズバリと言われたお母さんは、
「ちょ・・っちょっと!!」と慌て始めたのでした・・。
続きます。
「SNSなりすまし」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ
めめ のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。