【4】発端は「ボクを蹴った」雰囲気に違和感。小学生息子がイジメっ子!?|ママ広場マンガ

前回の話

ケンゴが学校から帰ってきました。さっそく担任の先生からの電話のことを話すと、「あ・・・」とケンゴの顔が曇りました。ケンゴによると、「遊んでて、『マモルくんにやり返して』ってヒロくんに言ったんだ。」と。やり返す?ケンゴの表情に何か違和感を感じた私は、ケンゴの話をもっとしっかり聞くことにしました。

小学生息子がイジメっ子!?[4]暴力はダメ。しっかり指導しないと。






朝の教室。担任の吉村先生が入ってきました。
「はーいみんな、席につい・・・」
すぐに吉村先生のところに走ってきたのは、マモル君でした。
「先生、ヒロくんがボクのこと蹴ってくる-!」

その後ろでは、ヒロ君とケンゴ君が「えぇっ」と焦った顔で立っていました。
ヒロ君が?珍しいと思いながら、吉村先生は二人に声を掛けました。
「どうしたの??ヒロ君、マモル君を蹴ったの?」
ヒロくんは「あっ・・・」とオロオロした様子です。
喧嘩?いや、そんな雰囲気じゃないわ・・・

子ども達の様子を見て吉村先生が考えていると、マモル君はもう一度先生に訴えました。
「ヒロくんがっ」
「ケンゴも!!」
「えっ・・・オレは」とますますオロオロするヒロ君の後ろで、ケンゴ君は納得いかない様子です。
どうやらマモル君が蹴られたことは間違いないのでしょう。

「待って待って」
吉村先生はそう言いながら、珍しいことだなとは思いながらも、ヒロ君がマモル君を蹴っ飛ばしている様子を想像して、
本当だとしたら暴力は絶対良くないわ。子ども達のためにもしっかり指導しないと・・・
と、極力まじめな顔をつくり、ゆっくりと児童たちに伝えました。
「どうしてそんなことしたの?話してくれる?ひとりずつ話をきくから。」

続きます

「小学生息子がイジメっ子!?」は毎日更新します。

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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ 

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の

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