卒園式開始。入場曲で感極まり、こみ上げる涙を必死に堪えて歩く。新卒で年長の担任になりました[118]|まるちゃんの育児絵日記

前回の話
新卒1年目で年長クラスの担任になったまるちゃんさん。大きなプレッシャーや不安を感じながら、これまでの一年間たくさんの問題を子ども達と一緒に乗り越えてきました。卒園式の日、泣いてはいけないと理事長から言われていたまるちゃんさんは式の直前に保護者からの感謝の手紙で思いがけず号泣してしまったものの、気を取り直して子ども達に「みんなの名前を呼べる最後の日だから、心を込めて一生懸命呼ぶね」と笑顔で伝えます。すると子ども達から「先生絶対また泣くでしょー!?」と温かなツッコミが入り、教室は和やかな空気に包まれたのでした。

がんばれ先生1年目!~新卒で年長の担任になりました~118話










保護者の前だし、笑わなきゃ!
笑顔笑顔!・・・と思うのですが、そう思えば思うほど、口角が勝手に下がっていくぅ!

ついに卒園式が始まりました。会場から聞こえてくる進行の声、そして入場の曲。その曲を聞いたまるちゃんさんは、式の練習を思い出し急に感極まってきてしまいます。そして、いよいよすずらん組の入場のときがやってきました。緊張の面持ちで会場に入ったまるちゃんさんは、たくさんの保護者達の間をゆっくり歩いていきます。すると、さっき主任先生に言われて締めたはずの涙腺がまた緩んでくるのを感じます。笑顔でいようと思うものの、顔が引きつって口角が下がっていき、溢れそうになる涙を必死に堪えていたまるちゃんさんでした。主役の子ども達や保護者ももちろん緊張する卒園式ですが、担任の先生の緊張も計り知れませんね。卒園式の会場を一歩一歩進むたびに、子ども達との思い出や様々な想いがこみ上げてきたのでしょうね。

-----------
[作者]まるちゃん
2014生と2017生の姉妹ママ。保育士です。
ブログでは先読みもやっています。続きが気になる方は、ぜひ見に来てもらえたら嬉しいです!

[編集コメント]ママ広場編集部
ついさっき締めたはずの涙腺ですが、すぐに緩んでしまったようですね。でも、こればっかりはどうしようもないですよね。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事