前回の話
付き合っていた時から、デート中に電話で席を立つユウタさん、仕事の電話だと言われたカナコさんは素直に信じていました。そして結婚後、食事をする時間になり「いただきます」と手を合わせた途端、プルルルと電話が。「母さんからだ。ごめん」そう言って席を立つユウタさんを見て「お義母さんに何かあったのかな?」と心配になったカナコさんは食事もせずに待っていました。そして30分後、「お義母さん何かあった??」とたずねるカナコさんに、「ん?いつもかけてくるでしょ?あれ?先に食べてくれてもよかったのに」平然と言うユウタさん、それを聞いてカナコさんは「前に仕事って言ってたのはお義母さんだったってこと?」と言葉を失いました。
義母優先夫[3-2]電話に苦言を呈したら怒られた
また別の日。外で食事をしていた時のこと、プルルルとユウタさんの電話が鳴りました。「ユウタ。緊急じゃなければ食事が終わってからかけ直したら?」カナコさんがそう言うと「いや~。母さんからの電話にすぐ出ないと心配させるからさ」と困ったように答えるユウタさん。
「でも・・せっかく外に食べに来てるのに・・」家でも外出先でも、どんな時でも電話を優先するユウタさんにカナコさんは言いました。すると、「だから、先に食べていいっていつも話してるじゃん!僕が親孝行するのがそんなにダメなこと?」怒りをにじませた口調でユウタさんが言いました。
また別の日に外で食事をすることになったカナコさんとユウタさん、するとまた「プルルル」ユウタさんの電話が鳴りました。カナコさんがすかさず「ユウタ。緊急じゃなければ食事が終わってからかけ直したら?」と言うと「いや~。母さんからの電話にすぐ出ないと心配させるからさ」と困ったように言うユウタさん。「でも・・せっかく外に食べに来てるのに・・」カナコさんが思いを伝えると「だから、先に食べていいっていつも話してるじゃん!僕が親孝行するのがそんなにダメなこと?」怒りをにじませた口調でユウタさんが言いました。
え?「緊急じゃなければ後からかけ直したら?」というカナコさんの言葉が親孝行を邪魔しているかのようなユウタさんの言葉、義母からの電話によって、食事時間が妨害されているとは、少しも思わないのですね。
ママ広場マンガ「義母優先夫」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作者:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。