前回のお話

8年前に授かったNEGIさんの長男たつきくんは、授乳期より眠りが浅く寝かせると起きてしまう状態が続いたためNEGIさんが睡眠不足になるほどでした。ただ、子供ってそういうものだと考え周りの助けを借りながら過ごしていました。しかし・・大きくなるにつれ、「物には興味があるが人を無視する」「抱っこをとにかく嫌がってのけぞる」など少しずつ気になることが増えてきたのでした。そして迎えた1歳半健診では・・・。





そして迎えた1歳半健診の日、お母さんの膝に座っている子、絵本を読んでいる子、なかには女の子同士で遊んでいる子まで・・健診会場での光景はまさに私が思い描いていた親子の集団だった。その中ですぐに部屋を飛び出し廊下を走り回るたつきを見て、部屋の中で待機している親子と、廊下にいる自分たち。この壁がまるで違う世界との境界線のように感じられた・・。
言葉の遅さについて相談すると男の子が女の子より発語が遅いのはよくあると言われたけれど、言葉だけじゃない・・他の子をみてよくわかった。子供達にとって初めての場所や環境、そんな場所で母親から平気で離れて行ってしまう子は・・たつきだけだった。

【第5話】につづきます。

NEGI
専業主婦をしながら、知的障害を伴う自閉症児・長男たつきの事を母親目線で漫画を描いています。
Instagram:(@negiii51
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[監修:ママ広場編集部]

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