【第13話】毎日うまくいかない事が多いけど・・我が子が自閉症だと気づいた私の話|NEGIの育児漫画

前回のお話

訪れた薬局で突如行方不明になってしまった長男たつきくん。NEGIさんが慌てて探すも見つけられず、最後の手段と警察に電話をかけようとした時に声を掛けられ、薬局から離れた団地の路地にいるたつきくんを見つけることができました。そこは公園への抜け道として通ったことのある道・・・。母親でありながら何もできなかった無力さを感じつつ、たつきくんの事、「自閉症」のことをもっと知りたいと強く思うのでした・・。




久しぶりに訪れた公園・・あの時多分たつきはこの公園に行こうとしてたんだよな・・これを機に地域の発達相談窓口へ連絡して早めに療育を始める事にした。

療育を始めたけれど、それでもやはり毎日うまくいかない事が多く・・・特に家の外へ出ると問題にぶつかった。多動による事故が怖くて、ハーネスをつけるか何度も悩んだり、どの位私がいなくても平気なのか勝手に検証して、いなくても平気で遊ぶ様子に凹んだり、子供同士で遊べて育児や世間話をしているお母さん達が羨ましかったり、話しかけてくれた親子に「自閉症で話せないんだ」と説明したら避けられてしまったり・・・。
色んな事を少しずつ乗り越えて、たつきは支援学校の小学部2年生になった。

いつしか多動も薄れ、スクールバスまでの行き帰りは必ず手を繋いで歩く。昔の私はずっと追いかける側でしかなかったけれど・・・今ではたつきから抱きついて来る事もある。

【第14話】につづきます。

NEGI
専業主婦をしながら、知的障害を伴う自閉症児・長男たつきの事を母親目線で漫画を描いています。
Instagram:(@negiii51
------------
[監修:ママ広場編集部]

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事