[7]お袋の料理が美味い秘訣?義妹には再現できる義母の味。自称グルメの勘違い|ママ広場マンガ

前回の話
優奈さんの作った全てのお料理を本当に美味しそうにパクパクと食べたみのりさんの様子に優奈さんは安堵と嬉しさでいっぱいになりました。みのりさんは、いつもこんなに美味しいご飯を食べられる自分の兄をうらやみますが、充さんは「美味いっちゃ美味いけどなんか違う」と言い、その場の雰囲気をまたどんよりさせてしまうのでした。

自称グルメの勘違い[7]え?マジで言ってる?



「優奈の料理はなーんか違うんだよなぁ。
みのりもお袋の飯食って育ったんだから分かるだろ?」
当然でしょ、とでもいうように充さんはみのりさんに言いました。優奈さんの目の前で・・・。

またこの話・・・
優奈さんは嫌な気持ちになりましたが我慢しなきゃと自分に言い聞かせ、笑顔を作って明るく言いました。

「頑張っているんだけどなかなかお義母さんの味にはならなくて・・・」
そんな兄夫婦のやり取りを聞いたみのりさんは、思わず驚きの表情で優奈さんの顔を見上げてしまいました。


「みのりさ~、お袋の料理のコツなんか知らない?
聞いても『目分量だから分からない』って教えてくれなくて・・・」
言いかけた充さんの言葉を遮るように、さらに驚いた顔のみのりさんは言いました。
「え?」
「え?お兄ちゃんなに?なに言ってんの?」
充さんと優奈さんの顔を交互に見ながら、本当に分らない、という表情です。

驚いているみのりさんに疑問も持たず、充さんは話を続けました。
「だーかーらー、お袋の料理が美味い秘訣だって!お前知らないの?」

今度はポカーンとした表情になったみのりさんでしたが、真剣な顔になって充さんに聞きました。
「お兄ちゃん・・・それマジで言ってる?」

「私、お母さんの味、再現できるよ?」
みのりさんがあまりにもサラッと言ったので充さんは大喜びです。
「え?!本当?!じゃあ優奈に教えてやってよ!」

みのりさんは何か思いついたような笑顔で、自信たっぷりに優奈さんに言いました。
「じゃお義姉さん!明日買物行こう!」

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「自称グルメの勘違い」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

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