[8]「お袋の味」になって大絶賛の夫。夫から料理上手の認定。自称グルメの勘違い|ママ広場マンガ

前回の話
優奈さんの手作り料理をとても美味しいと言って大喜びのみのりさんに言った、充さんの「なんか違う」「お袋の料理が美味い秘訣を優奈に教えてやって」という言葉に驚いた様子のみのりさんは、「私お母さんの味再現できるよ?」といとも簡単に言いました。それを聞いて大喜びの充さんです。

自称グルメの勘違い[8]お袋の味のコツちゃんと聞いとけよ?



翌日出された夕飯。
食べるなり、充さんはとても嬉しそうに叫びました。
「うわっうんまっ!これだよこれ~!!」

「お母さんの味でしょ?」ニッコリ笑ってみのりさんは言います。
「さすがみのり!やっぱ同じ味で育ってきたもんな~!」
充さんはガツガツと夢中で食べています。

その様子を黙って見ていた優奈さんに、充さんは
「おい優奈~、みのりにちゃーんとコツ聞いとけよ?」と本当に嬉しそうです。
「大丈夫大丈夫、お義姉さんにはしっかり伝えといたから」みのりさんは言いました。
「ね!お義姉さん!」

優奈さんはただ「うん。」と短く答えました。


みのりさんは実家に帰る際、優奈さんにお願いをしました。
「日本を出る前にもう一回ご飯食べに来てもいいですか?
またお味噌汁飲みたいです!」

これには笑顔で「もちろんよ!」と答えた優奈さん。みのりさんを見送りました。

充さんは満足げに優奈さんに言いました。
「いや~よかったよかった!これで優奈も俺から料理上手の認定をもらえるな~!」

みのりさんから「義母の味」をしっかり教わったという優奈さんの「・・・そうだね、がんばるね。」
と答えた顔は、どこか冷ややかな笑顔なのでした。

その後、優奈さんが毎日みのりさんに教わった料理を作るようになると、
充さんは大満足の様子で
「はぁ~やっぱお袋の味は美味いな!」と、食事のたびに飽きもせずそう呟いていました。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「自称グルメの勘違い」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

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