子どものためにも勉強を習慣化してほしい、でもなかなかうまくいかない。そんな時はどうしたらいい?

子どものためにも勉強を習慣化してほしい、でもなかなかうまくいかない。今回はそんな悩みについて、株式会社COCOHARELISS代表取締役、庄野晴美さんに心理カウンセラーの観点からお答えいただきました。



勉強が習慣化するには、どうすればいい?

習慣化するには勉強するのが当たり前と感じられること。勉強しないと気持ちが悪くなって、無意識のうちに行えること(頑張らなくても出来る状態、やめられない状態)。この状態にもっていくことが大切だと考えます。

園児や小学校低学年のうちは、机に向かう習慣を身につけることから始めると良いでしょう。お子さんにとってこの場所は楽しい場所、自分にとって居心地の良い空間として認識できるようになると良いですね。
家に帰ってきたら、手を洗いうがいをすることと同様に、机に向かうことも自然のルーティンのようになることができたら、習慣化できたと思っていいでしょう。

どのくらいの時間から始めるのがいいですか?

集中力は大人で約50分といわれています。
「15・45・90の法則」があるように人の体内には15分・45分・90分というリズムが備わっています。15分勉強してちょっと一息してまた15分を3回行う、45分間が人の集中しやすい理想的なリズムとなっています。

まずは15分を目安に机に向き合うようにして下さい。お子さんの様子を見ながら、徐々に内容や時間を増やしていって下さい。

どんな時間帯に行うのが効果的ですか?

時間帯はなるべく、日常生活の習慣化できていることにプラスすることが、おすすめです。
食事や歯磨きなどはだいたい時間も決まっていると思うので、その前後などに机へ向かう時間を入れると始めやすいでしょう。
習慣化するには小さな成功の積み重ねが大切です。

また、習慣化するには子どもが自分の意志で行動することが大切です。
一般的に約3週間が習慣化にかかる期間ともいわれていますが、これも人それぞれ子どもさんによって違います。
心配のため、焦ったりイライラすることもあったりするかと思いますが、長い目で見守ってあげてください。

[執筆者]

庄野晴美

[プロフィール]
大阪で生まれ育った5人家族・3姉妹の二女です。24歳で結婚して3人の子どもを授かり、妻として、母として家庭と仕事を両立し、8年前には介護も経験しました。家庭、仕事、介護と慌ただしい日々を送る中で、うつ病と診断された過去もありました。そんな私だからこそ、これまでの経験を生かして、子育てや仕事、人間関係で悩んでいる方のお役に立ちたいと思い、今までの経験や学んだ知識でコーチングとカウンセリングの二本立てで、サポートさせて頂いています。
COCOHARELISS(ココハレリス)のコンセプトは、一人ひとりに親身に寄り添うこと。一人で悩まず声にして吐き出すことで心を晴れやかにして一歩ずつ前に進めるようにサポートさせて頂きます。

株式会社COCOHARELISS
https://cocohareliss.com/

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