[お医者さんに質問]幼少期の習い事や好きだったもの・ハマったものを、医療法人メディスタイル副理事長、徳永先生に伺いました!

子どもの頃、好きだったもの・ハマったものはなんですか?そんな質問に、今回は美容皮膚科の医師であり、三人の息子さんの母親でもある医療法人メディスタイル副理事長、徳永理恵先生にお話をお伺いしました。



子どもの頃から「観察すること」が好きでした

お医者さん、と一言で言っても、いろんなお医者さんがいるので、私はちょっとマイナーなお医者さんかもしれません。
私は大学病院で形成外科という皮膚の外科を勉強し、現在は開業して美容皮膚科医をしています。
この分野はなんといっても目で診える(見える)部分が勝負の科です。

自分がつくづくこの科が向いているなあ、と思えるのは、昔から「観察」が好きで得意だったことでしょうか。
新聞の日曜版に載っていた“7つの違い”という二つの絵の間違い探しゲームは必ず毎週やっていましたし、愛読書はファーブル昆虫記。
虫の生態をじいぃっと見るのが大好きで、今ではもう虫に触ることすらできませんが、蜘蛛を捕まえてきてカマキリと戦わせたり、蟻の巣の前で何時間もしゃがみこんでいたり、テントウ虫の幼虫がアブラムシを食べるのをひたすら観察したりしていました。

形成外科では少しの変化に敏感であることが大事で、感染の兆候はあるか、左右差があるかないか、コンマ何ミリの差、まっすぐか曲がっているか、些細な変化に気付けるかが腕の差の一つです。

それから、医者というのはヒトという生物を扱う職業ですから、やっぱり生き物が好き、あるいは少なくとも苦手ではない人が多い印象です。

三者三様の息子たちの個性も「観察」することで見極めています
話はかわりますが、私には息子が3人おります。
高校2年生、中学3年生、小学3年生です。
みんな比較的仲良しだと思いますが、それぞれ全くタイプが違います。

長男はサッカー。彼は中学2年生からアメリカに留学しているのですが、サッカーが好きで、いつの間にかアメリカの全国1,2位を争うチームに自分でメールを書いてトライアウトを受けて参加しています。レギュラーになるのはなかなか難しそうですが、アメリカだとサッカーを頑張ることでも大学進学のプラスアルファになるので、勉強とサッカーとを頑張っています。

次男はヴァイオリン。プロを目指す、というほどではありませんが、男子校で弦楽オーケストラ部があって、ホールが立派という学校に入りたいという理由で、中学受験を頑張り、第一志望に合格しました。今は1年間ウィーンのインターナショナルスクールへ留学中です。

三男はこれといって決まったものはないですが、動画編集をやりたいというので、MacBookを買い与えたところ、サポートデスクに自分で電話してやり方を聞きながらああだこうだと動画編集をしています。

同じ息子でも三人三様。
同じ習い事をさせていないのは、息子たちを「観察」して、ある程度向き不向きを見極めているから。
三男だけはまだまだ未知数ですけれど、それも、もう時代が違うので、私が決めるより、時代が決めてくれているようです。
成長の過程でまた変化があるのをまた「観察」していきたいと思います。

[執筆者]

徳永理恵先生
逗子メディスタイルクリニック院長

[プロフィール]
国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。
横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。
都内美容皮膚科勤務を経て、
2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。
自然・健康・美容のまち『逗子葉山』で、生活の一部としての美容医療を啓蒙している。
自分自身の美しさを引き出す『美肌プログラム』を提案。
形成外科、皮膚科、歯科の考え方を統合し、医師・看護師・歯科衛生士・言語聴覚士と表情筋リハビリに力を入れている。
3人男子の育児にも奮闘中。

所属学会
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本サポーティブケア学会
医療アートメイク学会

逗子メディスタイルクリニック ホームページ
https://medi-style.jp/

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