前回の話
母方の家に代々引き継がれている市松人形の「いちまさん」。マキさんにとっては、子どもの頃からちょっぴり怖い存在でした。。第二子のソウスケくんのお披露目会でいちまさんが消えてしばらくたった頃、山本夫妻がマキさんの家にやって来ました。子どもに聞かれたくない話だと思いマキさんと山本夫妻で外で話すことになりました。山本さんが「ごめんなさい」と言いながら渡してきたものは、マキさんの予想通り、いちまさんでした。
うちの市松人形が見てる[9-2]恐怖で立てなくなる同級生ママ
「この間この人形が高いと思ってつい・・・」と頭を下げる山本さん。
「家内が本当に申し訳ございません!」と一緒に謝るご主人。
私は、「自ら申し出てくれましたし・・・いちまさんも無事だったので今回は私の方で収めておきます。」と伝えました。
「お菓子もお返しします。二度とこういうことはしないでくださいね。」と2人に言ってもうこの話は終わりにしようと思いました。
「お菓子はせめてもの気持ちなので・・・受け取ってください。」とご主人が言うので「・・・ではありがたく。」
「本当に・・・ごめんなさい・・・」そう言い、山本さんは崩れ落ちました。
山本さんは本当に反省していちまさんを返しに来たようですね。
ママ広場オリジナルマンガ「うちの市松人形が見てる」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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