子どもを伸ばす評価【1】 ―フィードバックの速さと明確な基準―

こんにちは!mamanです。

今回から2回にわたって、うちの子達を見てきて感じた「伸ばす評価」について、考えてみたいと思います。



フィードバックの速さは重要

うちの子達が通った小学校では、毎日、宿題の他に、毎日決められたページ数になるように、自分で内容を考えて勉強する「家庭学習」が課されていました。

先生方は、おおむね、間違えている所や改善点をを指摘しながら、頑張った所には花丸や「good」などのコメントをくださっていたのですが、息子が4年生の時、ある日の家庭学習ノートに、担任の先生から、「もっと詰めて書きましょう。」と書かれていました。

中学年の生活にも慣れが出ていたのか、字や数字を大きめに書いたり、行間を広めに開けたりして、どうにかしてページを埋めようというような「中だるみ」した内容になっていたので、指摘されて当然だと、私も思いました。

そこで、その日から、見守るだけのことが多くなっていた家庭学習を、私も息子の横について、みっちりとした内容に改善していきました。

息子は初めこそ嫌がったものの、手抜きの内容はラクだけれども手ごたえが感じられず、手抜きをしないと大変だけれども達成感がある、ということがわかり始めると、「大変だけど、手抜きしないでちゃんとやると、勉強って楽しい!」なんていう言葉も飛び出して、私も先生から良いご指摘を頂いたと、感謝していました。

ところが、そうやって家庭学習の内容を改善する努力を始めてから数日経っても、先生からの反応が何もなかったのです。

息子は「今日も先生から何も書かれてなかった。見ましたのハンコだけだった。」とガッカリして帰ってくるようになりました。

「先生もお忙しいんだから、コメントを書く時間がないだけで、ちゃんと気づいてくれていると思うよ。」と励まし続けましたが、1週間過ぎても何も反応がなかったので、

息子はとうとう「先生、ちゃんと見てないから、家庭学習はもうやらない!」と言い出してしまいました。

私は危機感を感じて、迷いましたが、先生宛に小さなメモを書きました。

「先生方がお忙しいことは重々承知しておりますが、息子なりに先生に指摘されたことを改善するよう頑張っておりますので、それについてのフィードバックを頂けないでしょうか。このままだと、息子がやる気を失いそうで、心配しています。」

出過ぎた真似をしてしまったかと後悔したりもしたのですが、その日の夕方、先生からお電話を頂きました。

「お母さん、すみません。確かに〇〇君は、私が指摘したことについて、ここ最近よく頑張っていて、改善が見られました。それなのに私は、フィードバックを怠ってしまいました。いちばん気づいてやらなければならない立場なのに…。今日、〇〇君にも謝りました。そして、内容が濃くなって、ノートの使い方も良くなったね、と伝えました。」

私のしたことはモンスターペアレントということになるのではないかと気を揉んでいたので、先生からお電話を頂いて気が楽になりましたし、息子も笑顔で、やる気倍増になって帰ってきました。

そして、「やっぱり先生からの評価って、親のそれよりも、子どもにとって、とても影響力があるな。」と感じました。



ダメ出しだけでは自信とやる気を失う

また、ある年の息子の担任の先生は、「間違えている所にだけ赤ペンで印をつける。」という評価スタイルでした。

間違えた所にだけ印をつけられるという初めての評価スタイルに、息子は肩を落として帰ってくることが多くなりました。自分なりに内容も手抜きなく、字も丁寧に書いたつもりなのに、ひとつも褒められずにダメ出しばかりされているようで、自信もやる気も、失っていったんですよね。

おそらく改善点という意味だろうと解釈していましたが、赤線が引いてある部分も、なぜ線を引かれているのか、友達のノートと比べてもそんなに変わらないのに自分にだけ赤線が引いてあり、赤線を引かれる基準がわからなくて困惑する、ということもありました。

また、計算ドリルや漢字ドリルの宿題は、同学年の他のクラスでは、自己採点して間違いを直していくところまで求められていたのですが、息子の担任の先生は、学年の初めに、ドリルの解答ページを全て切り取って配布されていたので、息子のクラスの子達だけ自己採点ができず、自分の解いた答えが合っているのか間違っているのかすらわからないまま提出し、間違えた所にだけ×がついて返ってくる、という状況でした。

間違いは放課後に直して再提出(つまり居残りして直す)という形だったようなので、先生は、放課後の補習でフォローする、というお考えだったのかもしれません。

私も「もう高学年だから、褒められないとやらないということではなく、自分に厳しくすることも学ばせたいというお考えなのかもしれない。」と、先生のスタイルを理解しようと努めましたが、正直「自分だったらやる気を失うな〜。」と感じていました。

先生によってスタイルが違うことは理解できますが、この先生が担任だった年は、息子は親の目から見ても、明らかに萎縮して伸び悩んでいましたので、その先生のやり方とは相性が合わなかったのだと思います。

※この先生の時に伸びたという子もいたようなので、先生のやり方を否定するものではありません。

長くなってしまったので、【2】に続けますね。

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