前回の話
ランドセルの色を交換できないかお店に問い合わせたくて義母に聞いてみると軽く「レシート捨てたしムリ」と言われてしました。それを聞いた夫もすぐに「仕方ない我慢するしかない」とリンに言いました。するとリンが「はやく!」と夫に近づいて来て・・・。
話が通じない義母と夫[7]
リンは夫と電話を代わりました。
「もしもしおばあちゃん?」
孫の声を聞いた義母は嬉しそうです。
「あら!りんちゃん!」
ところが
「おばあちゃんはどうして勝手にランドセルの色変えちゃったの?」
孫に言われて「えっ」と驚きを隠せないようでした。
「リンは水色が欲しかったのに・・・」
リンが直接そう言っても、義母はまだ赤色を推していました。
「でもリンちゃん、赤も可愛いわよ?」
するとリンは親の私も驚くような強い口調で
「おばあちゃんはいっつもリンが欲しいやつ買ってくれないじゃん!」
そう。いつも義母は何か買ってあげるから、とリンの希望を聞く割には、結局は自分が良いと思ったものを「この方が良いでしょ」と言うのです。
「もうおばあちゃんにほしいもの言わない!!」
ランドセルをよほど自分で選びたかったのでしょう。
リンはそう叫ぶと、グイッとスマホを夫に返しました。
夫と義母は
「母さんリンガごめんな、せっかく買ってくれたのに・・・」
「喜んでもらえると思ったんだけど・・・」
と言うやりとりをしていましたが、本人の意思を無視するからでしょ!と、私は当然の結果だと思っていました。
ところが夫が義母に言った言葉にまた怒りのスイッチが。
「大丈夫、大丈夫!赤のランドセル使わせるから!また連絡する。」
そう言って夫は電話を切ったのです。
はあああ!?
「それはコウジが言うことじゃないよね!?」
そう言っても、夫は
「だったらどうすればいいってんだよ?」
ランドセルの色を交換するためになんとかしてみる気は全くないようです。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「話が通じない義母と夫」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
長男、次男、長女の3児のママ
監修:ママ広場編集部