[44]夫のお金は義母管理|「足りない分はお小遣いから返してくれればいい」予想外の妻の言葉に呆然

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前回のお話

社会人になり結婚しても母親にお金の管理をしてもらっている夫のコウタさん。妻アヤカさんと出産に向けてベビー用品の購入リストを義母に送ると、自分で探した子ども用品を買うように言う義母。それをアヤカさんに伝えると「自分で比べてみたら?週末買いに行く予定は変わってないから。」と言われ、覚悟を決めて自分で比較表をつくることに。欲しいものが定まり「コレを買おうと思う」とアヤカさんが選んだ物のポイントも合わせて義母に話すと、自分が選んだものを勧め、「それでもこっちがいいっていうなら、半分の金額しか出さないわよ?」と強気に出る義母。動揺したコウタさんはアヤカさんに相談した上で「半額で大丈夫」と答えた後、コウタさんのリストから物を選び、「全部半額でいいのよね?」と義母に念押しされて頷き、安心して自宅へと帰って行きました。

1話目から読む

義母とのお金のやりとりは常に茶封筒

自分自身でもしっかり調べてベビー用品はアヤカさんが選んだものの方が良いと結論を出したコウタさん。早速実家で義母に提案すると、「そっちがいいって言うなら、私が勧めてるものの半額分しか出さないわよ」と言われ動揺。すぐさまアヤカさんに相談すると、「父親になるんだから自分で判断して」と言われ、「僕が決めていいってこと?」と喜び、「母さんが言う半額で大丈夫だよ」と返答。義母は怒りながらも「これとこれも半額分でいいのよね?」とコウタさんに確認。帰り道、満足そうなコウタさんが自宅へ向かっていました。

そして帰りながらアヤカさんに電話することに。
「あっアヤカ?母さんがアヤカの選んだの買っていいって!」そう伝えると、

「・・・」何の返答もないアヤカさん。「アヤカ?」コウタさんがまたたずねると、「じゃあ、お義母さんからお金貰ったら、今度うちの実家まで来て」アヤカさんが言いました。

「うん、了解!ちなみに・・まだ、帰ってこない?」コウタさんの問いかけに「うん」と返事をしたアヤカさん。「わかった」とコウタさんも短く返事をしました。

電話を切ったコウタさんは、「やれやれ、これで一件落着・・」と思いながら、「アヤカの望み通りになったのに、どうして家に帰って来ないんだろう・・迎えに来て欲しいってことかな?」と思いを巡らせました。

そして後日、アヤカさんの実家に行ったコウタさん。「お義母さんお久しぶりです!お邪魔します~」ご挨拶すると、「コウタくんいらっしゃい~」とアヤカさんのお母さんが温かく迎えてくれました。

そして、「アヤカー、お金貰って来たよ~」コウタさんがそう言って封筒を差し出すと、「ありがとう」チラっと見ただけのアヤカさんが言いました。

そして封筒を受け取った後、「前に、2人で決めて使ったものは折半だって決めたよね?足りない分は、コウタのお小遣いから、少しずつ返してもらえればいいからね」とアヤカさん。

そう言われたコウタさんは、「えっ僕が出すの?この金額で納得してくれてんだと思ってた・・」と驚いて言いました。

実家からの帰り道、アヤカさんとコウタさんで選んだベビー用品を購入するなら、自分が選んだ用品の半額分しか払わないと言った義母に、「大丈夫」と同意し、2人で選んだものを選択したコウタさん。うれしくてアヤカさんに電話をするも、「お金貰ったら実家まで来て」と言われ不思議な気持ちに。実家にいるアヤカさんは、まだ帰らないと言い。一件落着にもかかわらず、まだ帰って来ないアヤカさんは、「もしかして迎えに来て欲しいってことかな?」と考え、後日アヤカさんの実家へ。「お金貰ってきたよ~」と封筒を渡すと、「足りない分は、コウタのお小遣いから少しずつ返してもらえればいいからね」と言うアヤカさんの言葉に、「えっ?僕が出すの?この金額で納得してくれたんだと思ってた・・」と困惑しました。

ことなかれ主義のコウタさんがアヤカさんに相談した時から、きっとお小遣いから返してもらおうと考えていたのでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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