[186]「あなたの教育は間違ってる」妻を苦しめた義母を激しく非難する夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

元恋人同士のろみ緒さんとジュリ実さんは同窓会で再会。精神的に不安定だったジュリ実さんは夫めが根さんとの関係がうまくいっておらず優しいろみ緒さんに依存するようになり、ろみ緒さんは妻のめいさんの信用を失い離婚危機になり、ジュリ実さんがろみ緒さんに依存してしまう原因は幸せを感じさせてあげられない自分にあると考えためが根さんもジュリ実さんに離婚を提案。その後、めが根さんはジュリ実さんの気持ちに寄り添い話し合いをする中で、心の不安定さの原因が幼少期に受けた母親からの教育虐待にあると知り、ジュリ実さんの母親に話しを聞きに行きました。すると、母親は「親に背く子供には価値がない」「人生は少しの失敗も許されない」「点数で全てが決まる」という考えの持ち主で、テストの点数が悪いと公園に置き去りにしていたことについて「立派な教育」だと言い放ちました。ジュリ実さんが子どもの頃からこんな酷い環境にいたと知り、不憫で堪らなくなっためが根さんは号泣します。

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妻は2番目に好きな人

妻のジュリ実さんが子どもの頃から母親にどれほど酷い扱いを受けてきたのかを知って涙が止まらず「あ・・ああぁ、あ~~」と声にならない声で泣きながら立ち尽くすめが根さんを見て、ジュリ実さんの母親は「何よっ?!不気味ねっ」と迷惑そうに言いました。

そんな義母に、めが根さんは泣きながら「違うでしょーが。人はそんな強くないんですよ?!」と抗議。

めが根さんは、ジュリ実さんのことを思いながら義母に語りかけます。「大人でも誰かの言動によって心を病む事があるのに」

「子供の頃から、しかも親に・・失敗は許されないって?」と、子どもの頃のジュリ実さんの辛さを思い胸を痛めながら義母を非難しました。

そして、めが根さんは「神にでもなったつもりですか?」と強い口調で義母を責めました。娘の夫に意見された義母は不服そうに「あなたねっ」と言い返そうとすると、

「笑わせないで下さいよ。分かってないみたいだからいいますけど!!!」とめが根さんが義母の言葉を遮りました。

めが根さんは「お義母さんの教育は間違ってます。教育を語る資格ないですよ」と義母の教育論をばっさり切り捨てました。自分の考えを否定された義母は信じられないといった感じで顔を引きつらせます。

妻のジュリ実さんが子どもの頃に母親からどれほど酷い扱いを受けていたのかを知り、不憫で涙が止まらなくなってしまった夫のめが根さん。めが根さんは義母の考え方とジュリ実さんへの接し方を強く非難し「神にでもなったつもりですか?」と涙ながらに責めました。そして、テストの点数が悪いとジュリ実さんを公園に置き去りにしていたことを『教育』だと言っていた義母に「お義母さんの教育は間違ってます。教育を語る資格ないですよ」ときっぱり言いました。
母親から酷い対応を受けてきたジュリ実さんの辛さを思って涙を流すめが根さんからは、ジュリ実さんへの深い愛情が感じられますね。めが根さんは、愛するジュリ実さんのことを大切にしてこなかった義母が許せなかったのですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
お義母さんにきっぱりと「間違っている」と言っためが根さん、かっこいいですね!

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