前回の話
タクマさんは毎日ルーティン通りに生活しないと気がすまない性格です。妊婦の妻に「カナコができないことを代わりにしてもらう」と夫タクマさんが連れてきたユウコさんが出て行ってしまってから、タクマさんはイライラして些細なことでもカナコさんに当たっていました。「ユウコの代わりが見つかったら来てもらう」と言われたカナコさんはタクマさんに認めてもらいたい一心で全ての家事を無理してでも頑張っていました。
愛した人はモラ夫でした［３３－１］突然の息苦しさ
「ユウコの代わりができるの？」と夫に言われ「頑張る」と宣言してから、私はそれまで以上に頑張りました。毎日チェックする夫も「今日はしっかりできてるね」と満足そう。「明日からも気を抜かないようにね」と言われ、「うん！頑張る！」とやる気が出ました。
そうして１ヶ月が過ぎた頃、ある日突然息苦しさに襲われました。今日はすごくだるい。それでも頑張らないと。思っても体が思うように動かないので、少し休んでからにしようと座ると、どうやらそのまま寝込んでしまったようでした。
「カナコ！カナコ！」夫が呼ぶ声で目が覚めました。
「今日やることやらずに寝てたの？」夫が会社から帰ってきていました。どのくらい寝ていたんだろう。それでもまだ気分が悪く、フラフラしました。
「ご・・・ごめんなさい、すごく疲れてて・・・。」
タクマさんは、カナコさんが妊婦だと言うことを忘れてしまっているかのような言動ですね。赤ちゃんが本当に心配です。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：ホッター
３歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。
