前回の話
毎日のルーティンがこなせないとイライラする夫タクマさんは、妊娠中の妻カナコさんが思い通りに動けないと、できないことを代わりにやってくれる他の女性を家に住まわせてまで自分の生活ルーティンを最優先させます。カナコさんがつわりが酷くて動けない時に住み込みで来ていたユウコさんが出て行ってからは、もう他の女性を家に呼んで欲しくないカナコさんはタクマさんに認められたくて無理をして頑張っていました。ある日、体が重く感じ息苦しくなってきたカナコさんは頑張らなくてはと思いつつもソファで寝込んでしまいました。
愛した人はモラ夫でした[33-2]夕飯のルーティンが乱れた夫
夫が呼ぶ声でハッと目を覚ました私は、気分が悪くて少し休憩したまま寝てしまった自分に気付きました。「今日やることをやらずに寝てたの?」と責める夫に「ごめんなさい、すごく疲れてて」と伝えましたが夫はため息をついて「言い訳はいいからとりあえず食事の用意して」と言いました。機嫌が悪くなったのは明らかでした。「うん、分かった」とキッチンへ急ぐ私は背中ごしに「早くしてね」という夫の声を聞き焦りました。
急いで夫の夕飯の準備をしながら、私はふと気付きました。
お腹の赤ちゃんが、今日はあまり動かない気がする・・・寝てるのかな。気のせいかな。
お腹の赤ちゃんの状態は、お母さんの気持ちや体調が直結します。カナコさんは赤ちゃんを優先して欲しいですね。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。