【8-2】中3娘の「受験モード期」の目標と勉強時間。地方公立塾なしで挑んだ娘の東大合格物語|ママ広場オリジナルマンガ

前回の話
本格的に受験モードに入った中学3年生。

地方公立塾なし娘の東大合格物語【8-2】中3娘の「受験モード期」の目標と勉強時間。


「受験モード期」と言っても、やったことは、「ときどき外部模試を受けながら、学校の定期テストにも全力を尽くす」という、いたって普通のことだけでした。

「受験においては学校の定期テストより外部模試の成績が大事(だから学校の定期テストはほどほどにして受験対策に力を入れるべき)」という考え方もあるとは思いますが、学校の定期テストに全力を注いでいた娘が、県模試で1位を取ったこともありましたので、少なくとも公立高校受験においては、「目の前の定期テストに全力で取り組むこと」が、そのまま受験対策につながるのではないかと思っています。

部活を引退するまでの家での勉強時間は、平均して平日2~3時間、土日は5~6時間ほど。

引退後は平日4~5時間(夕食前と後に2~3時間ずつ)、土日は10時間くらい(午前3時間、午後4時間、夜3時間という感じ)になっていたと思います。

この頃も、小学校時代の家庭学習と同じで、「1日何時間」を目標にしていたわけではなく、「その日のノルマやルーティン、目標をクリアするまで」というスタンスで勉強していました。「〇時間勉強した」「〇ページ勉強した」は、その結果に過ぎません。
この受験期に身に着けた、長時間勉強し続けられる「学習体力」や「集中力」は、トップ校へ進学した後の学習量に耐えられる礎になったと思います。

受験対策のために使った教材は、学校から配布された高校受験用のテキストと、通信教材の受験対策に的を絞った問題集の類いです。市販の参考書や問題集は、買った記憶がありません。

英検は3級まで取得していましたが、これは、英検のための対策をする時間がないので「ノー勉」で受けても合格できるペースで進めていたということと、当時は大学受験改革によって英語の外部検定が大学受験に導入されるかも・・・という時期だったので、3級より上の級は、受験に使える年度(高2や高3)で受けた方が良いかも・・・などとタイミングを見ていたためです。
(ただ、英語については、高校受験まではそれで間に合っても、大学受験を視野に入れると積み上げ不足だと感じていたため、高校に入ってからは英語部で補強することになりました。)

このようにして、娘の中学生活は、自分流のスケジューリングや学習スタイルを確立しながら、学校の定期テストに全力で取り組むという形で過ぎていきました。
ただ、中3の冬は、受験ストレスだったのか、背中が乾燥してカサカサになってしまい、毎日私が保湿剤を塗ってあげていました。もともと肌が弱い娘なのですが、受験期は、真冬でもここまで乾燥したことはないというほど酷い乾燥で心配しました。(ちなみに兄は高1の冬に同じ症状になりました。未だに我が家の謎のひとつです。)
幸い、受験当日までには背中の乾燥も治り、体調を崩すこともなく無事に受験し終えることができたのですが、受験当日に向けて、心と体を万全の状態に持っていくのは至難の業、と感じた出来事でした。

続きます

※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
[脚本]Maman [作画]dechi [編集・監修]ママ広場編集部

Maman
家庭教育コンサルタント
夫と大学生の息子・娘の4人家族。
家庭教育コンサルタントとして、子どもの学習習慣の作り方や学習計画の立て方を伝えながら、スケジューリング(時間管理)とジャーナリング(書くこと)で幸せな親子を増やす発信を続けている。
※個別コンサルは、東大合格をお約束するような、受験に特化したものではありません。

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