子供の習い事のおすすめはスイミング!入会までの事前準備で親も子も安心!|Ribbonの自閉症児ブログ

「習い事にはスイミングが良いと聞くけれど、不安が強い我が子が通うことができるかな」とお悩みのママへ。

シャワーから流れる水、キッチンの床に落ちた水滴、トイレの流れる水が大好きな、自閉症児の双子を子育て中のRibbonと申します。

ここでわかることは・・・

・スイミングを習うとどんなことが身につくか
・不安が強いお子さんへのスイミング入会への進め方
・体験会に参加することでわかること
・マンツーマン指導?集団指導?メリットデメリット

について、これからお子さんがスイミングを習おうか検討をしていらっしゃるあなたにお伝えし、参考になれば幸いです。

スイミング、たのし~!



人気の習い事ランキング「スイミング」が不動の1位!

スイミングを習ってほしい理由は様々あると思いますが、このような理由があげられるのではないでしょうか。

・ 体育の授業で困らないように
・自分が泳げなかったから
・クロールだけでも泳げるようになってほしい

では、スイミングが「人気の理由」は何でしょうか。

「体力作りになる」といった運動能力の向上や喘息や気管支炎改善を含む健康増進を目的としたもののほか、「スポーツの習い事の中では、洗濯が楽で保護者の係などがない」というような保護者にとっての手離れのよさや、「水難事故を防ぐために泳げるようにしてあげたい」という事故防止の観点など様々あるようだ。

喘息をおもちのお子さんにスイミングが良いという話はよく耳にされるのではないでしょうか。

またスイミングをすることで得られる効果が5つあります。

・免疫力UP
・運動能力が上がる
・姿勢の改善
・アレルギー体質の改善
・社会性が育つ

個人的に、準備品が少ない(水着やタオル、帽子など)ことや、親の観覧(応援)場所が室内で、日焼けや暑さ寒さに影響がないことも良い点だなと思います。



自閉症児、入会までの準備


兄弟がすでにスクールに通っている場合は、まずは一緒にスクールについていき、見にいくと雰囲気がわかりますね。

うちは、息子(自閉症児)の2歳上に姉がおり、入会検討前は、姉が家で水着に着替えてから、スイミングバックを持っていく様子を、玄関で見送っていました。

息子の入会を検討し始めたころ、入会特典キャンペーンが2ヶ月後にあると情報を得ました。

「今だ!」と思った私は、毎回双子も連れて姉のスイミングを観覧席から見て、スイミングとはどんなところか一緒に見学をすることにしました。

始めは、なんで僕たちも行くんだというように、言葉がまだ出ない息子は戸惑いました。
しかし、体操が終わって水しぶきをあげながら、バシャバシャとお友達が泳ぐ姿を見ると、釘付けで顔と両手をぴったりガラスにくっつけて見ていました。

スイミングのスタッフさんにお願いをして、更衣室やシャワー室の写真を見せてもらい、建物の中にはどんな部屋があるのかも見せてもらいました。

初めての場所への抵抗がある2人は、写真で一度情報が入ってからの方が動きやすいのです。

子どもの入会前準備は?

・スイミング教室の場所を知る
・自分たちが体験する前に見学をする
・ホームページなどで館内の様子を知る

親の事前準備は?

・どんなことが苦手か伝える(音や人が多いところ)
・コーチや受付スタッフさんと、混乱時の対応について打ち合わせをする

集団レッスンか個人レッスンか

双子が通う家から最寄りのスクールには、コーチ1人に対してお子さん5~10人クラスと、マンツーマンで指導のコースがあります。

私は2人ともマンツーマンでしか考えていませんでした。
なぜなら保育園でも学校でも、常に大人がマンツーマン、もしくは大人1対子ども2で見てもらっています。

水の中で10人ものお子さんの中では到底やっていけないだろうと思っていたからです。

それぞれのメリットデメリット

~集団指導~
・メリット
1.友達が泳ぐ様子が近くで見られ、自分もやってみようかなという意欲につながる。
2.泳ぐ順番を守る、人との距離感を学ぶなど社会性が身につく

・デメリット
1.コーチの目が十分に行き届かない
2.混乱時に手が出た場合に対する不安

~マンツーマン指導~
・メリット
1.個人個人の泳力に合わせたプログラムを組んでもらえる
2.コーチとの信頼関係が築きやすい

・デメリット
1.レッスン料が高額である
2.友達との交流がない

月謝について

スクールによって違いはありますが、週1回でおよそ5千~7千円が相場です。
マンツーマン指導となると、1回45分でおよそ5千円ほどかかります。

マンツーマンになると、大人の目が常にあるので、安心感はありますが、コーチおひとり専属でついてもらうのでかなり高額になりますね。



体験会にいってみよう

大人が「体力がつくから」「泳げるようになってほしい」と思っていても、お子さん本人が「やりたい!」と思わなければ継続が難しいですよね。

そんなときに、「体験会」というお試しでやってみる機会があるスクールがあります。

今は、どんな習い事も、この体験会から入会される方が多いのではないでしょうか。

~体験会でわかること~
・更衣室やプールの雰囲気
・どんな子が通っているのか
・コーチはどんな人か
・プールの深さはどれくらいか
・どんなことをするのか
・スクール内の音や声の大きさ

緊張しやすいお子さんや、敏感なお子さんには、事前に知っているとよい情報を得ることができます。

親御さんにとっても、体験会を経て入会をすると、入会特典が受けられたり、各種割引があったりするスクールがありますので、事前にホームページなどでチェックしてみるとよいですね。

体験会に参加

近所のスクールでは、マンツーマンの体験会は行われていないそうで、かなり心配でしたが、コーチ2名にお子さん6名のコースに参加させてもらいました。

帽子を身につけることが小さい頃から苦手だった双子長男は、動画や実際にかぶっている友達の姿を見ていたからか、抵抗なくかぶれたことに驚きました。

そして、いざプールの中へ!
次男はすんなり入り、笑顔が見られましたが長男はプールの中へ誘導するコーチの手を振り払い入水拒否をしていました。

コーチがプールサイドでの楽しみ方に変更をして下さり、洗面器に水を入れパシャパシャと長男に足からおなか、胸の順番にかけてもらい、少しずつ笑顔が見られました。

体験会を終えてコーチと再度打ち合わせ

次男は、体験会と同じように、みんなと同じプログラムを進めていき、少しずつ、順番を守ったり今は待ったりするなど、ルールを守りながら楽しむことを目標にコーチと設定しました。

長男は、まずは場所になれることに設定し、無理にプールに誘わない方が良いのではというアドバイスをいただき、私も賛成しました。

それから丸2年間継続できており、現在も毎週楽しく通っています。

まとめ

習い事は、お子さんが「楽しい!」と感じられることが第一だと思うので、まずは見学に行って、どんなところか見てみると良いかなと思います。

初めは、ママと離れることや、不安から泣いてしまうかもしれませんが、「ここは楽しい!」と思えたらいいですよね。

そのためには、事前にお子さんが見学をしてどんなところで何をするのか知ること。
そして親御さんが、コーチやスタッフの方に、お子さんが安心できる声かけや関わり方の方法をお伝えすることが楽しく通うために必要だと思います。

Ribbon
最重度、重度知的障がいをともなう自閉症児の双子を育児中。

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