[24]捨てたはずのプライドが(汗)若くて爽やかで優しい先生を前に・・恥ずかしい!!超ビビリな私の育児奮闘記|しおは娘1歳育児中。

前回の話
産後にイボ痔になり、軟膏を注入したりお風呂場で押し込んだりと数週間に渡って死闘を繰り広げていたしおさん。しかし、いつの間にか存在を感じなくなり「自然に治った?」と思ったものの、産院の院長から肛門科の受診を強く勧められていたことを思い出し、受診しないと1ヶ月健診で会った時に気まずいと思い肛門科に行ってみることに。ご主人がお休みの日に娘ちゃんを預け、初の肛門科へ・・・!

出産よりも産後が辛い。[24]~新生児編~



肛門科と聞くと、行くのに抵抗がある方は多いかもしれない。
それもそのはず。自分の尻を露わにして他人に差し出す姿を恥ずかしいと思う気持ちはおかしなことではない。

しかし、しおさんは違いました。
待合室の椅子に虚無ですんとした表情で座っているしおさん。


(自分でも格好のいい状態とはとても言えないが・・・そんなくだらないプライドは・・・捨てる。
 肛門科の先生は一日何十人もの患者の尻を嫌というほど診ている・・・プライスレスな尻など・・・)
しおさんがそんな風に考えていると、
「しおさん、3番に入ってください~」
と呼ばれました。

診察室に入ったしおさんを待っていたのは・・・
「しおさんこんにちは。院長先生の紹介で来てくださったのですね」
そう言って優しく微笑む爽やかな男性の先生。

(恥ずかしい・・・!)
先生を見た途端、先ほどまでの気持ちが吹き飛び急に恥ずかしさを感じるしおさん。

「産後に当院に来られるお母さんは実は多いんですよ。今日はお子さんは旦那さんに診てもらってるんですか?早く会いたいですよねー!症状の方は・・・」
しおさんの気持ちを知ってか知らずか、世間話を交えながら明るく気さくに話す先生。


(思ったよりも若くて爽やかでなんか・・・百点満点の優しい気遣いできるから逆に恥ずかしい・・・!
 もっとこう・・・ベルトコンベアに運ばれる尻のように機械作業で私を扱って欲しい・・・!)

「リラックスして大丈夫ですからね!」
優しく気遣ってくれる先生の対応に逆に恥ずかしさが増すしおさん。

(馬鹿野郎!!くだらない自意識なんざ捨てろ!捨てちまえ!
 貝になれ!海の浜辺に寝そべる貝になるんだぁぁぁ)
捨てたくても捨てきれない羞恥心にもがくしおさん・・・

「ではそこの台に寝そべってくださいね」
先生に促され、ついに診察台へ・・・。

続きます

しお
令和4年10月長女出産。
はじめての育児にゆるーく奮闘中です。
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若くて爽やかで気遣いもできる優しい先生、普段なら喜ぶところですが・・・こういうときは嬉しくないですね(泣)しおさん、「無」になるしかありません!!
[ママ広場編集部]

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