前回の話
産院の院長から肛門科受診を勧められていたことを思い出したしおさん、１ケ月健診で気まずい思いをしないよう肛門科を訪れ受診することに。恥ずかしいなどというプライドは捨て「虚無」状態となったしおさんですが、先生の顔を見た途端恥ずかしさが・・！慌てて「くだらない自意識なんざ捨てちまえ！貝になるんだ！」と自身を鼓舞するのでした・・。
出産よりも産後が辛い。［２５］～新生児編～
そして・・
ベッドに横になり、ズボンと下着を膝くらいまで下げて毛布をかけてもらったしおさんは、
わりとすぐに貝になれたのでした。
すると、
「少し違和感を感じるかもしれませんが・・力抜いてリラックスしてください」
肛門鏡を手にした先生が優しく話しかけると
「ういっ・・」
返事をしたしおさんは、
「んぐっ・・たしかに違和感がすごい・・。
でも、出産を経験したからか度胸ついたな私・・
以前は病院大の苦手だったし、行くって決心つくまでに時間を要してたし・・」
と頭の中を思いが巡っていると、
「上にあるモニターの画面に内部の状態が映るので、一緒に見ていただきたいのですが・・」
と先生が言い、
「産後『イボ痔が出来た』とのことだったんですが・・この通り、何も以上はないキレイな状態ですね！」
「！？」
そう言われて驚くしおさんは
「アイツが姿をくらましたー！！」
と心の中で叫ぶのでした。
続きます
次の話
しお
令和4年10月長女出産。
はじめての育児にゆるーく奮闘中です。
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す、すごい！まるで悟りを開いたかのような落ち着きをみせるしおさん！でも・・本当に・・「アイツ」はどこに行ってしまったのでしょうか！？気になりますー！
［ママ広場編集部］
