前回の話
タクマさん・カナコさん夫婦の家に同居する女性ユウコさんは、つわりが酷くてタクマさんが望むようには家事やタクマさんの身の回りの世話ができないことで「カナコのできないことを代わりにしてもらう」といってタクマさんが連れてきた女性です。徐々に家事を放棄しタクマさんの傍にいるだけのユウコさんに危機感を覚えたカナコさんが、妊娠前のように無理をして全ての家事を一人で頑張るようになっても、「代わり」のはずのユウコさんはカナコさんをお手伝いさんのように扱っていました。しばらく経ってユウコさんは突然「出て行く」とカナコさんに宣言すると同時に本音を明らかにしたのです。
愛した人はモラ夫でした[29-1]全部言い捨てて出て行く同居女性
「捨てられないように必死な感じが見ていて痛々しいし、なんかかわいそうになって」とユウコさん。それが出て行く理由!?私がかわいそう?目の前が真っ暗になりました。するとユウコさんはありえない、とでも言うように笑って「え?まさか幸せ?うそでしょ?他の女連れ込んで平気で寝る男に?」
私は思わず、お腹の子の存在を主張しました。「だって、私には子どもが・・・」でもユウコさんはため息交じりに言い捨てました。「子どもがいるからってあんな男にすがって・・・あの人に子育てができるとは思えないけどね~。まぁ、私には関係ないけど。」
まるで恋人同士のようにタクマさんに寄り添っていたユウコさんですが、内心はタクマさんの性格をしっかり見ていたのですね。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。