前回の話
つわりが酷く入院したカナコさん。医師から無理をしないように言われ、それまでのように夫タクマさんの生活に合わせた動きはできなくなったため、「できないことを代わりにしてもらう」ためにユウコさんが住み込みでやって来ました。タクマさんに馴れ馴れしいユウコさんはしばらくするとタクマさんの体調管理のサポートに特化するという理由で家事代行サービスを利用するようになりました。それにタクマさんも同意しています。カナコさんが家事を少しずつ再開することをタクマさんに伝えると、タクマさんが見なおすと言ったのは家事代行サービスの方でした。
愛した人はモラ夫でした[23-2]焦る妻
夕飯づくりから家事を再開すると言った私に、夫は想定外のことを言いました。
「じゃ、ユウコの分も準備お願いできるかな?その間にユウコとストレッチをしてカラダを整えるよ。」
思わず「えっ」と声に出してしまった私。「ユウコさんの分も私が作るの?」すると、逆に驚いたように「え?」と言われてしまいました。「だてその方が効率いいだろ」と言う夫。
「ユウコが来てから最近調子がいいんだよね~」と、別に私に嫌がらせを言う風でもなく、気分良くそんなことを言う夫に何も言えませんでした。
タクマさんは、ユウコさんが家に住んでいることや、カナコさんの入院前には選択しなかった家事代行サービスの利用しながらもユウコさんが住み続けることでカナコさんがどう思うか考えることは無いのでしょうか。切ない気持ちになってしまいます。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。