前回の話
意識が高く、アドバイスしてくれるタクマさんに惹かれて結婚したカナコさん。タクマさんの望み通り結婚後は専業主婦となり、与えられたスケジュール通りに家事とタクマさんの生活サポートができるように朝4時から起きて頑張っていましたが、妊娠すると思った以上につわりが酷くなり、タクマさんの思うようには動けなくなってしました。ところが気持ちが悪くてカナコさんが休んでいても、与えられた仕事は必ずこなすことを当然のように言うタクマさんは、妻の代わりに家事をすることはありません。次第に思い通りに動けないカナコさんに苛立つようになりました。カナコさんが食事ができなくなり入院すると、1人で生活するのは問題なくできるタクマさんではありますが、自分の時間を削れらるため結婚した意味が無いと思うのでした。早くカナコさんに元気になって退院して欲しいタクマさんは、毎日入院中のカナコさんの元へ通いその日何をどれだけ食べたのか確認するようになりました。カナコさんが答えられないと苛立ち、どうすれば覚えていられるか「カナコさんのために」アドバイスしてあげるのでした。
愛した人はモラ夫でした[14-2]退院後を考えたら息ができない
夫が帰ると、不安が襲ってきました。
退院したらまたあの生活になるのかな・・・私にできるのかな・・・私がこんな感じでお腹の子に影響がないかな。
怖くてギュッと目をつぶりました。また怒られるのかな。
退院後、タクマさんの元に戻り、タクマさんのスケジュール通りに生活することを思うと、すごく苦しくなり息ができなくなりました。
息苦しく、とうとう倒れ込んでしまった私。幸いすぐに看護師さん達が気づいてくれました。
その後、病院で話を聞いてもらい、先生から夫に話をしてくれるということで少し安心しました。
食事ができなくなったのは、つわりのせいだけではないようですね。家に帰ることを考えると息苦しくなるなんて。お腹の赤ちゃんが心配です。
ママ広場オリジナルマンガ「愛した人はモラ夫でした」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。