妻は2番目に好きな人

ろみ緒さんと離婚に至った経緯をめいさんから聞いためが根さんは「そうだったんですね・・」と複雑そうに言いました。

「お互い暴露し合おうなどと無神経な事を言ってしまい申し訳ありません」久々に顔を合わせためいさんが元気がなさそうに見え「誰かに気持ちを吐き出すと心が少し楽になると思う」と言って軽い気持ちで「愚痴など暴露し合いませんか」と提案しためが根さんは、まさかめいさんがろみ緒さんと離婚していたとは知らず、めいさんが離婚を決めた経緯などを聞き自分の軽率な言葉を謝罪しました。

めが根さんから謝罪されためいさんは、「いいえ。めが根さんの言う通り、話を聞いて貰えて心が楽になりました」と笑顔を見せます。

それでもめが根さんは「僕とジュリ実の責任です。謝っても謝り切れない」と言って頭を下げました。

めいさんがストレスで入院していたと聞いためが根さんは「入院費用聞いてもいいでしょうか。支払わせて下さい」と申し出ますが、めが根さんに責任はないと思っているめいさんは「いえいえ大丈夫です、本当に!」と遠慮します。

めが根さんが本当に申し訳なさそうに何度も頭を下げるので、めいさんは話題を変えようと「めが根さんはその後奥様とどうですか?」と話を振りました。ジュリ実さんのことで相当なストレスを与えてしまっためいさんにジュリ実さんの話をすることが憚られためが根さんが「ジュリ実の事を話しても大丈夫ですか・・?」と恐る恐る聞くと、めいさんは「はい。良ければ話して下さい」と答えました。

めが根さんは「あの日・・」と口を開くと、過呼吸になったジュリ実さんの元に駆けつけた際に意識が朦朧としていたジュリ実さんが夫である自分ではなく元彼のろみ緒さんの名前を口にしたことで「妻が頼るのは自分ではない」と痛感した日のことを振り返りました。
カフェでめが根さんと会っていためいさんは、ろみ緒さんとの離婚を決意した経緯を話しました。離婚の経緯を聞いためが根さんは「僕とジュリ実の責任です」とめいさんの離婚にとても責任を感じて何度も頭を下げました。めいさんがストレスで入院していたと聞いためが根さんは入院費用を払いたいと申し出ますが、めいさんはそれを拒否。今度はめいさんがめが根さんに「その後奥様とはどうですか?」と話題を振りました。すると、めが根さんは遠慮がちにジュリ実さんとの事を話し始めました。
ジュリ実さんが夫である自分を信用できずろみ緒さんに依存してしまったのは自分の責任だと感じているめが根さん。めいさんとろみ緒さんが離婚したと聞いためが根さんは罪悪感でいっぱいになってしまったのですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
めが根さんはめいさん達の離婚に責任を感じて申し訳なさそうですが、離婚しためいさんはとてもすっきりした表情をしていますね!