[181]元カノだと思った女性は別人だった。安堵した妻は二度と会わないことを切に願う。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

夫のろみ緒さんが同窓会に行った数日後、元彼女ジュリ実さんへの想いを綴ったポエムやメモをろみ緒さんの机で見つけてしまった妻のめいさん。メモには、ジュリ実さんに贈るつもりだった指輪のことが書かれていて、それはめいさんがろみ緒さんから贈られた結婚指輪と同じものでした。ろみ緒さんは同窓会以降ジュリ実さんに依存されるようになり、家族が一番大事だと言いながらジュリ実さんを優先するような行動をしていたろみ緒さんのことが信用できなくなって離婚を考え始めた妻のめいさん。お父さんの事が大好きな娘のあかりちゃんの気持ちを優先し離婚は回避しようと思ったものの、離婚したいという自分の本心との間で葛藤していためいさんはストレスが溜まり体調を崩し入院することになってしまいました。入院中に今後のことをじっくり考えためいさんは、ジュリ実さんへの想いが詰まった指輪をろみ緒さんから贈られたことでジュリ実さんとの縁ができてしまったと感じてしまい、その縁を断ち切り前に進むために離婚するべきだと考えます。離婚の決意をしためいさんが病室を出て離婚後のことを考えながら廊下を歩いていると、目の前にジュリ実さんのような人が歩いていてめいさんは驚きのあまり立ち尽くします。

1話目から読む

妻は2番目に好きな人

入院中の病院で廊下を歩いていためいさんは、目の前にジュリ実さんのような人の後ろ姿を見つけ、驚いて「えっ」と声をあげて固まります。

めいさんの声で振り返ったその女性は「こんにちは」とめいさんに挨拶をしてきました。

振り返った女性の顔を見ためいさんは動揺してしまい「あ・・」と言葉に詰まります。

めいさんがジュリ実さんだと思った女性は、後ろ姿が似ていただけで別人でした。なんとか気持ちを落ち着かせためいさんは女性に「こんにちは」と返しましたが、内心は「びっっっくりした。後ろ姿、信じられない程似てたわ」とひどく動揺していて心臓がバクバクしていました。

ジュリ実さんに似た女性を見ためいさんは、以前何度もジュリ実さんに待ち伏せされたときのことがフラッシュバックしました。

ジュリ実さんに待ち伏せされてまた訳の分からないことを言われるのかと思って身構えてしまっためいさんは、心の中で「もう二度と会いませんように」と強く願いました。

ストレスで入院していた病院の廊下でジュリ実さんのような女性を見かけためいさんは、以前ジュリ実さんに待ち伏せされて訳の分からないことを言われたときのことがフラッシュバックし体が強張りました。ジュリ実さんだと思った女性はめいさんの見間違いで別人でしたが、ジュリ実さんのことで体が拒否反応を示してしまうめいさんは「もう二度と会いませんように」と強く願いました。
ジュリ実さんではなくて本当によかったです。よく似た人の後ろ姿を見ただけでこれほど動揺してしまうめいさんはジュリ実さんに対し相当なストレスを抱えていたことが分かりますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
めいさんはジュリ実さんに待ち伏せされた事がトラウマになっているのですね。

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