[183]元彼が来ないことにショックを受ける妻と向き合う覚悟を決めた夫。妻は2番目に好きな人|岡田ももえと申します

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前回のお話

夫のろみ緒さんが元彼女ジュリ実さんに依存されきっぱり拒絶しなかったことでろみ緒さんへの信用がなくなっていき夫婦関係が壊れ、最後は離婚してしまっためいさん。ジュリ実さんの夫めが根さんは、ジュリ実さんがろみ緒さんに依存するようになってしまったのはジュリ実さんに幸せだと思わせてあげられなかった自分の責任だと感じていました。めいさんがろみ緒さんと離婚したと聞いためが根さんは、自分たち夫婦のせいでめいさん達が離婚になってしまったと感じ深く謝罪します。今度はめいさんが「めが根さんはその後奥様とどうですか?」と聞くと、めが根さんは、過呼吸になったジュリ実さんの元へ駆けつけた日のことを振り返り話し始めました。

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妻は2番目に好きな人

過呼吸になったジュリ実さんは元彼のろみ緒さんに助けを求める連絡をしましたが、ジュリ実さんの元に駆けつけたのは夫のめが根さんでした。意識が朦朧とする中、スーツ姿の男性が来てくれたことに気づいたジュリ実さんは「ろみくぅ?」と口にしました。それを聞いためが根さんは、ジュリ実さんが頼るのはやはり自分ではなくろみ緒さんなのだと落ち込みましたが、来てくれたのがろみ緒さんではないと気付いたジュリ実さんが「あれ?ろみくぅに聞きたい事あったのに」と残念そうに呟きました。

「そっか、ろみくぅはもう迎えに来てくれないんだぁ」と見るからに落ち込んでいるジュリ実さんを見て、めが根さんは複雑な気持ちになりました。

その後、過呼吸になったジュリ実さんの体調は回復し、無事に家に戻ることができたのですが、

ジュリ実さんは部屋に閉じこもってしまいました。ろみ緒さんが来なかったことにひどくショックを受けるジュリ実さんを見て、めが根さんは「やはりふわっと野郎(ろみ緒さん)じゃないと駄目なのか・・」ととても落ち込みました。

しかし、めが根さんは「いや・・俺はちゃんとジュリ実と向き合っただろうか」と思い直しました。これまでジュリ実さんとしっかり向き合ったとは言い切れないと感じためが根さんは、

「もっと寄り添う必要がある。俺にできる事は何でもしたい」と強く思い、閉じこもっているジュリ実さんの部屋のドアをコンコンとノックしました。

「ジュリ実、話しをしよう」とドア越しに声をかけためが根さんは、以前ジュリ実さんから提案され断ったペアルックの服を着ていました。

めいさんにジュリ実さんとの現状を聞かれ、ジュリ実さんが過呼吸になった日のことを振り返るめが根さん。自分のところへ駆けつけてくれたのがろみ緒さんではなく夫のめが根さんだと気付いたジュリ実さんは、「ろみくんはもう迎えに来てくれないんだぁ」とショックを受け、家に帰ると部屋に閉じこもってしまいました。そんなジュリ実さんの姿に「やっぱり自分では駄目なのか」と落ち込むめが根さんでしたが、「ちゃんとジュリ実と向き合いもっと寄り添う必要がある。俺にできることは何でもしたい」と強く思っためが根さんは、以前ジュリ実さんに渡されて拒否したペアルックの服を着て「ジュリ実、話しをしよう」と言ってドアをノックしました。
自分が妻に必要とされていないと感じたときのめが根さんのショックは大きかったでしょうね。めが根さんのジュリ実さんを想う気持ちがちゃんと伝わると良いですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
めが根さんの想いがジュリ実さんにまっすぐ届きますように・・!

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