[6]押しつけ義母|娘に我慢させて面倒を片付けたい夫と自分の好みを譲らない義母

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前回のお話

娘リンちゃんのランドセルを義母がプレゼントしてくれると言ったものの、届いたのはリンちゃんの好きな水色ではなく、義母がお店で良いと思った真っ赤なランドセル。突然のことに驚いた妻ひろみさんは、夫コウジさんに電話してくれるよう頼んだものの、義母に言いくるめられたコウジさんが、「赤色のランドセルじゃダメ?」とリンちゃんに聞き、ひろみさんは激怒!「どうしてリンの気持ちを無視するの?説得するのはお義母さんだよね?」と言うも、「別に我慢すればいいじゃん」と言い出すコウジさんに、「だったらお義母さんにランドセルを送り返して私が水色のランドセル買ってあげるから!!」そう言い放つと、「そんな失礼なことするなよ!」とコウジさんが怒り出しました。

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「レシートがないから我慢するしかない」すぐ諦める父親に幻滅

結局義母に言いくるめられたコウジが、リンに赤いランドセルじゃダメなのかと言い、「イヤ!!水色がいいの!」とリンがはっきり主張すると、「せっかくばあちゃんが買ってくれたんだよ?悲しむと思うなぁ」と脅しのような言葉を浴びせます。それを聞いて我慢できず、「勝手に買ったのはお義母さんだよね?どうしてリンにそんなこと言うの?説得しないといけない相手はお義母さんだよね?」というと、「別に我慢すればいいじゃん」と言い出すコウジに、「だったらお義母さんに送り返すわ!私が水色のランドセル買ってあげるから!」と言うと、「は?そんな失礼なことするなよ!」と怒り出すコウジ。

「失礼なこと・・?それはお義母さんとあなたでしょ?無言で送り返すのがイヤだったらさっさと電話して!」そう言うと、無言になりました。

そして、「母さん・・やっぱり水色がいいんだって~」コウジが電話でそう伝えると、「え~?ちゃんと見せた?赤色もかわいいじゃない。もうせっかく買ったのに!」と義母は文句ぶーぶー状態。

やりとりを聞いて「『せっかく買った』じゃないんだってば!」と心の中で呟く私。
「いや~・・どこで買ったかわかる?交換したくて」コウジがそう伝えると、「レシートとか捨てちゃったし・・ムリね」と義母が言いました。

それを聞いたコウジが、「そっか~。じゃムリだよね~わかった!それは仕方ないな~」と言うと、「今度ランドセル背負った写真も送ってね!」と嬉しそうな義母。「わかったわかった」コウジも笑顔で言いました。「無理」のひと言でおわり。なんとかリンのために交換する気が無いのだな、とすぐにわかりました。

コウジが電話を切った後、「聞いたろ?レシートもないしムリだよ~。我慢するしかないな」と言うと、リンが何かを呟きました。「はやく・・!」そう言われて、「えっ?」途端にコウジの表情が青ざめました。

あまりに話が通じない義母とコウジさんに、「だったらお義母さんに送り返すわ!私が水色のランドセル買ってあげるから!」と言うと、「は?そんな失礼なことするなよ!」と怒り出したコウジさん。「失礼なこと・・?それはお義母さんとあなたでしょ?」とさっさと電話するように言うと、義母に「やっぱり水色がいいんだって~」と伝えたコウジさんに、文句を言う義母。どこで買ったかとたずねるも、「レシートも捨てちゃった」と言われ、「聞いたろ?レシートもないしムリだよ~。我慢するしかないな」と言うと、リンちゃんが何かを呟き、みるみるコウジさんの顔が青ざめていきました。

結局義母に何も言い返せず、すぐに諦めてしまうコウジさん。そのしわ寄せがリンちゃんに来ていると思うと残念でなりませんね。

ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

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