[1]押しつけ義母|贈られたランドセル。一緒に買いに行く予定も伝えた好きな色も全然違う。

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小学1年生になる準備の一大イベントのひとつとも言える、ランドセル選び。早いご家庭では年中さんの頃から情報収集や展示会への参加、また好きなブランドのランドセルをチェックするなど、いわゆるラン活をされる方も。6年間持つものですから、お子さんの好みの色やデザインをくみ取りつつも、機能性や飽きのこないものを選ばせたい親御さんの本音も多く聞きます。
今回は、娘リンちゃんのランドセルをプレゼントしてくれると言った義母のお話です。

用件だけ言って切れた義母からの電話

娘のリンと夫のコウジと私、3人家族の我が家にある日電話が。
「お義母さん?」そう思いながら電話に出て「はい、ひろみです」と言うと、「リンちゃんのランドセル、プレゼントしたいんだけどぉ~」義母にそう言われて「ありがとうございます」とお礼を言うと、「リンちゃん好きな色は~?」と質問が。「水色で・・あっ・・今度一緒に・・」そう言い終わらないうちに「わかったわ~」と言って電話は切れてしまいました。

「まだ話してる途中なのに、電話切れちゃった・・」そう思いながら、「リン、おばあちゃんがランドセルをプレゼントしてくれるって」と言うと、「ほんと?」と嬉しそうに言うリン。「パパに言って、今度おばあちゃんと一緒に買いに行こうか?」とたずねると、「うん!」と笑顔で返事をするリン。

そして夜。「今日ね、お義母さんから連絡があったの。ランドセルプレゼントしてくれるって」仕事から帰って来たコウジに伝えると、あっ!よかったじゃん」と言われ、「で!今度一緒に見に行かないか誘ってほしいの。リンの好みもあると思うし」と言うと「了解!了解~!」とOKしてくれました。

そして後日。
「宅配でーす」と荷物が届き、「はーい!」と出ると、差出人はお義母さん。「・・おっきい荷物・・」そう思いながら受け取って、

なんだろうと箱を開けてみると、そこにあったのはなんと・・真っ赤なランドセルだったのでした。

ある日突然義母から電話があり、リンちゃんにランドセルをプレゼントしたいと言われたひろみさん。リンちゃんの好きな色を聞かれ、水色と答えた後、今度一緒に見に行きましょうと伝えようとしたのですが、義母はすぐに電話を切ってしまいました。その後、リンちゃんに伝えると大喜び!「今度おばあちゃんと一緒に買いに行こう」と話し、コウジにも伝えて「了解!」をもらっていたのですが、ある日義母からの宅配便を開くと、そこには真っ赤なランドセルが入っていて、ひろみさんは呆然としてしまいました。

自分の用事が済んだらさっさと電話を切ってしまう義母に、リンちゃんの要望がちゃんと伝わっているよ良いのですが・・心配ですね。

ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

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