これは成長痛?子どもが足の痛みを訴えることが多い時はどうしたらいいの?今回はにほん整体株式会社代表取締役社長 笹木 翔平さんにお伺いしました。
成長痛ってどんなもの?

成長痛とは、成長期の子どもの足に痛みが発症する総称です。膝に発症するオスグッド病や踵に発症するシーバー病など、スポーツをしているお子さんの成長痛と同じように表現されることがありますが、同じではありません。
成長痛の症状としては夕方~朝にかけて痛みを訴えたり、常に痛い訳ではなく週1~2回など不定期に痛むのが特徴です。また痛みの出ている部分に腫れや炎症はなく、レントゲンでも異常は見当たりません。
このような症状が2週間以上続くと成長痛が考えられます。
痛みが出やすい部分は膝、ふくらはぎ、すねなど足に痛みが現れます。痛む場所はいつも同じではなく、その時々によって異なります。
成長痛の原因って?
成長痛の原因ですが、痛みの原因ははっきりとは解明されていません。しかし、成長痛の痛みはストレスが関係しているといわれています。
大人でもストレスが溜まると頭痛や腹痛が出るように、お子さんの場合は心のストレスが下肢の痛みとして出ることがあります。
ストレスといわれると親がストレスを与えてしまっているのかと自分を責めてしまう方もいますが、そうではありません。
子どもは成長の過程でさまざまなストレスを感じ、成長していきます。3歳~6歳は自分でやらなければならないことも増えてストレスが溜まる時期でもあります。小学校に上がれば、友人関係や習い事などもあり、ストレスを感じることがさらに増えます。
対象法はあるの?
成長痛の対処方法で一番大切なことは成長痛の痛みは仮病ではなく、痛いものだと理解することです。また、ストレスの要因はさまざまなため痛みに対して寄り添ってあげることが大切です。
お風呂にゆっくり入る、マッサージをする、さすってあげる、親子のスキンシップを図る、一緒にストレッチをするなど親からの愛情を伝えることがストレス緩和につながり、成長痛の緩和にもつながります。
痛みを訴えるお子さんの気持ちへ寄り添った対応ができるといいですね。
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