[2]幼少期に「聞く」力を育てるには理由があった。どうやって力をつける?|ママ広場コラム

前回の話。

幼少期に聞く力をつけることで色々なメリットがあることがわかりましたが、ではどうやってその力をつけることができるか。
それは特別なことをするわけではありません。日常生活の中で取り入れることが可能なのです。

1.保護者が聞く姿勢を整えていること

向かい合ってお子さんの話を聞く。うまく伝えられなかったり、何をいっているのかな?と思ったりした場合も途中で話を遮らないで聞くようにする。
毎日が怒涛のように過ぎていくなかでゆっくりとこの時間が取れない!場合もあるかもしれませんが、寝る前など子どもの話を聞く時間を作るといいですね。

2.しりとりや文字を反対から言ってみるなどのゲームをする。

年齢によってやり方もかわってくるかもしれませんが、しりとりや文字を下から読む遊びも効果的です。
しりとりは、しっかり聞いてから考えなければいけない遊びのため、言葉を意識して聞くようになります。
また、例えば、「つくえ」を反対から読んで「えくつ」と言ってもらう遊び。聞いて、考えて言葉で伝える遊びもいいですね。
その中に上から読んでも下から読んでも同じ回文「とまと」などの問題も入れることで、子どもたちの新しい発見に繋がります。
また、4歳~小学校低学年はクイズやなぞなぞも大好き。
よくあるなぞなぞは「幼稚園、小学生、大人」一番大きいのは?という問題。
解答は建物である「幼稚園」になるのですが、この問題を聞いた後の子どもたちは「ちゃんと聞かなきゃ!」という気持ちになり集中して聞くようになります。

3.読み聞かせを行う

読み聞かせは寝る前に行うことが多いのではないでしょうか?少し暗くした部屋で抑揚をつけ、しずかにゆっくりとした声で物語を読む。これも聞く力を育む大切な時間です。

いかがでしたか?
実は、聞く力を育てるには特別なトレーニングが必要なわけではありません。
もしかしたら日常的に「聞く力」を取り入れた生活をしているかもしれませんね。
でも、慌ただしく毎日を過ごされている保護者の方はこれでいいのかな?もっと何かいい方法はないのかな?と考える方も多いのではないでしょうか?
そういった場合は、最新技術を取り入れる方法もあるのです。

続きます。

執筆:kaishichi
元塾講師。現在の幼児教育~小学生の親御さんへの相談を受けアドバイスを行っている。
監修:ママ広場編集部

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