【登園しぶり】子どもがみるみる変わる!「イヤの共感」をする3つの作戦|Ribbonの育児ブログ

双子自閉症児ひか・まめ(小2)と、娘tuki(小4)の母で保育士のRibbonです。

お子さんが「園に行きたくない」と泣いたり怒ったりしてお困りではありませんか?

下の子がいらっしゃったり、お仕事に行かなければならなかったり、登園しぶりは本当に困りますよね。

どうしたら、親も子も、気持ちよく母子分離ができるのか、子どもの気持ちの寄り添い方や、親の心の持ちようなど紹介させて頂きます。




「イヤ」の共感をする

うちの娘はとにかく「お母さんと離れたくない」が最大の理由でした。3歳の年少から入園し、しばらくは不安から登園しぶりが多々あり、年長になってもよくごねていました。

そこで私は、子どもの立場を自分に置き換えて考えてみました

私だって、仕事に行きたくない日があります。
今日は大きな会議があって、そこで自分の意見を述べなければならない、行事前で普段の準備に加えてやることがあれもこれもあって行きたくないなと思う。

子どもも大人と一緒で、それを口に出すか出さないかの違いだけなのではないかと思います。

[1]役割分担

娘に「わかるよ~お母さんも行きたくない時あるもん」と共感し、「お母さんは仕事に行って働く係さんで、〇〇ちゃんは保育園に行って楽しむ係さんやってくれる?」と聞いてみました。

なんだかミッションみたいで気持ちが前向きになり、成功した経験があります。

[2]不安軽減策

また、どうしても不安なときは、
・お母さんの手に「すき」やハートなどを書いてお子さんの胸の中にしまい、「ずっとそばにいるからね」と『安心魔法』をかける
・ピンクの折り紙でハートを作り、中に「大好き」と書いて持たせる
・大すきなキャラクターのティッシュを「お守りだよ」と言って渡す

[3]お願いなぁに?

とっても忙しい朝、ぐずぐず言う子どもにイライラする気持ち、すごくわかります。
ここで1分だけ子どもに使う時間を取るか取らないかで、その後のギャン泣きや癇癪が減った経験があるので、紹介させて下さい。

お母さんが1分でできる、子どもの一つのお願いを聞く
  • 1分間抱っこ
  • 1分間ハグ
  • 1分間こちょこちょ
  • 1分間まてまて

「どれがいい?」と聞いたり、私はメニュー表のように紙に書いて選ばせたことがあります。必ず1分でなくても、30秒でも15秒でも、時間の長さではなく、お母さんが、僕(私)の方を見てくれた、今は自分だけのお母さん、というように感じられることが大事なのではと思います。

それがあれば、きっと気持ちの切り替えや、イヤだなと思うことも、この登園しぶりに限らず前向きに進むことができるのかなと思います。




まとめ

そうは言っても、親子ですので、「もう!!」とお互い思うこと、うまくいかないなぁと思うことはありますよね。
毎日うまくいかせようと思う意識を変えて、「今日はここまで泣かずに来れた、今日は自分で靴を履こうとした」など、お子さんのいつもより少しできたことを褒めていくと、自分が楽になるのかなと思います。

出口の見えないトンネルの中にいた頃は本当にしんどくて、いつになったらにっこり笑顔で「バイバイ」と言ってくれるのだろうと思っていました。
毎日の少しずつの積み重ねで、きっと、自分に向いているお母さんの視線を、お子さんが感じ取ってくれるそんな日も遠くはないのかなと思います。

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