過剰歯って何?どんな問題がある?治療は?小4娘が過剰歯を抜くことになりました。

現在小4の娘、1年生の冬から反対咬合(受け口)の矯正をしています。
まだまだ矯正の治療途中ですが、今回先生から「過剰歯を抜きましょう」とのお話がありました。
私自身「過剰歯」というものをそれまで知らず、親や周りのママ友に話しても「え?何それ?」という反応が多かったため、先生に聞いたことや調べたことを娘の状況とともにまとめてみました。

過剰歯とは?

過剰歯とは、読んで字のごとく「過剰」な歯です。
乳歯であれば20本、永久歯では28~32本(親知らず4本を含めて32本)が通常の歯の本数になります。
それより多く歯がある場合が「過剰歯」です。
歯茎の外に生えてくる過剰歯もあれば、歯茎の中に埋まったままのものもあります。
過剰歯は1本だけだったり数本あったりと個人差があります。




どうやって見つかるの?

過剰歯が見つかるきっかけは、歯医者さんでレントゲンを撮ったときや、乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない、前歯の間の隙間が治らない…などがあるようです。

娘の場合は、約3年前の矯正治療を始める際に撮ったレントゲンやCTで判明。場所は、過剰歯ができる場所として一番多いらしい上顎の真ん中に1本。
過剰歯があることはその際に先生から言われましたが、そのときはすぐにどうにかしないという状況ではありませんでした。

過剰歯があると何が問題?

過剰歯のある場所によって、永久歯が生えるのを邪魔してしまう、歯と歯の間に隙間ができたり歯並びを乱してしまう、永久歯の根っこを吸収したり溶かしてしまう、などがあります。

娘の場合は、上の前歯は乳歯が抜けた後2本とも問題なく永久歯が生えてきましたが、過剰歯の場所が前歯の歯根に近いそうでこのままだと永久歯の根っこを吸収したり溶かしてしまう可能性があるので抜歯が必要と言われました。
神経が死んでしまったり、永久歯が抜けやすくなることもあるそうです。




過剰歯の治療は?

過剰歯には、口の中に生えてくるものと、顎の骨の中に埋まっていて出てこないものがあります。
生えてきた過剰歯は通常の抜歯と同じように抜くことができますが、埋まっていて出てこないものは手術で歯茎を切開し骨を削って抜歯します。
ただ、必ずしも抜歯が必要というわけではなく、正常に生えている歯に悪影響がでないと判断できる場合はそのままにすることもあるそうです。
また、埋まっている過剰歯は向きによっては徐々に鼻のほうへ移動してしまい抜歯が難しくなることがあるらしいです。
過剰歯は経過をみながら抜歯が必要かどうかや抜歯の時期を先生が判断するため、過剰歯がある場合は定期的に歯医者さんへ行ったほうが良さそうですね。

娘の場合、過剰歯は上顎の骨の中にあり、矯正をはじめた3年前はまだ抜歯の必要はなかったようですが、前歯の永久歯に悪影響がでるとの先生の判断で「そろそろ抜こうか」と今回抜歯をすることになりました。

娘の過剰歯の手術は、通っている矯正歯科ではできないとのことで最寄りの大学病院を紹介されました。
大学病院は混み合っているようで、予約が取れたのは約1か月後。
まず初回は手術についての話を聞き、2回目に手術日程を決定するそうです。
あぁ…とりあえず手術についての話を聞くまでは不安しかない…。
歯茎を切開して骨を削って抜歯…って想像しただけで怖い…。
部分麻酔なのか全身麻酔なのか、日帰りでできる手術なのか、何日か入院が必要なのか、手術後どのくらいで普通に食事ができるんだろう、痛みはどれくらい続くんだろう…と心配がつきません。

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