虫に興味を持ち始めた子どもに。最初に飼うならダンゴムシがおすすめ!

息子が幼稚園の頃、ダンゴムシに夢中になっていました。
園庭で友達同士でダンゴムシを探して、お迎えに行ったお母さんに嬉しそうに見せる子供達。見つけたダンゴムシを大量に手に持っている子がいたり、ポケットにいれている子がいたり、帽子に入れている子がいたり。
母親達はその光景を見て悲鳴を上げていました。
絶対に家に虫を持って帰ってほしくないというお母さんは
「可哀想だから土に戻してあげようね。」
と説得していました。

うちの息子もそれはそれは嬉しそうにダンゴムシを捕っていました。
幼稚園から家までは車で送迎していたので、園庭のダンゴムシを持ち帰る事はしなかったのですが、家の周りにも大きなダンゴムシがたくさんいました。
すると、目を輝かせながら「おうちに連れて帰っていい?」と聞く息子。
そんな日が何日も続いたので、ダンゴムシが飼育できるのかどうか調べてみました。



ダンゴムシはどうやって飼う?

ダンゴムシは飼育できるようです。ダンゴムシの本も何冊か売られていました。

●準備するもの

・飼育ケース(瓶や缶でも代用できます。)
・土(ダンゴムシがもともと居た場所の土だとベストです。)
・落ち葉、木の枝、石ころなど
・霧吹き

●飼い方

・飼育ケースに土を入れて、霧吹きで水をかけて適度に湿らせる。
・土の上に落ち葉、木の枝、石ころなどを置く。
・ダンゴムシを飼育ケースに入れる。

●ポイント

・ダンゴムシは暗いところが好きなので、飼育ケースは直射日光が当たらない場所に置く。
・土は常に湿らせた状態にしておく。
・飼育ケースに瓶や缶を使用する場合は蓋のかわりにラップをかぶせて、適度に穴をあけておく。
・ダンゴムシは雑食なので、落ち葉や石ころなどを入れていれば、特にエサをあげる必要はありません。何でも食べるので、家にある野菜などをあげて観察するのも面白いです。



息子の捕まえたダンゴムシは?

最初は家にあった瓶に入れて様子を見ました。でも、すぐに狭いという事に気がついたので少し大きめのタッパーを使ってダンゴムシのおうちを作りました。
私も正直なところ虫はあまり得意ではないので、ダンゴムシを飼育するために息子とルールを決めました。

●ルール

・家の中ではダンゴムシのおうちの蓋を勝手に開けないこと。(ママかパパと一緒に開けること。)
・自分でダンゴムシと遊びたい時にはベランダで遊ぶこと。
・ダンゴムシと遊んだ後は綺麗に手を洗うこと。

「ルール守れる?」と聞くと嬉しそうに「うん!」と返事をしました。
そして1時間に1回はベランダに出て遊ぶ息子。
数匹のダンゴムシをかわるがわる手のひらに乗せて観察していました。
あまりにもいじくり回されて弱ってしまうんではないかと心配になるほどでした。

息子が幼稚園に行っている間、ダンゴムシのおうちを見てみると、土の中から出てきて丸まったり、葉っぱの下に隠れたり、思い思いに動き回っていて、なかなか可愛い姿を見る事ができました。

ダンゴムシは上手に飼育すれば脱皮をして赤ちゃんを産むこともあるそうです。
我が家のダンゴムシはさすがにそこまでは育ってくれませんでした。
でも、虫に興味を持ち始めた頃に、まず最初に飼う生き物として、ダンゴムシはなかなか良いものだなと感じました。
虫が苦手な私でも、ちょっと夢中になれました。

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