小学生のカンニング!意外と多い!?カンニングする理由は??その時、親はどう対応する?

小学生のカンニング・・・意外と多いようです。

娘は現在3年生ですが、カンニングをした子が先生から怒られたという話を毎年数回聞くことがあります。
どうして子どもたちはカンニングするのか?その時の対応は??

娘の話やママ友から聞いた話をまとめました。

1年生の場合

先生から、テストとは何か?テストを受ける時は、他の人の書いているものは見ないように。と注意があります。それでも、テスト中に教科書を出して書いていた児童がいたそうです。
先生から、教科書を見てはダメよ。と注意され、その場は終了しましたが、しばらくは隣の子の席を覗いて先生から注意を受けていたとのこと。

聞いていると、カンニングと言うよりは、「テスト」の意味を理解せずに、その子なりに解くための知恵が働いたのかなと考えられました。
テストに慣れていないこともあるため、たまにあると聞きます。

2年生の場合

テスト中に前の席の人の答案を身を乗り出して覗き込む。まだ悪いことをしている意識よりも答案が見たいという意識の方が勝ったようです。
机からはみ出る勢いで見ていたので、ガタガタ音がするし、先生にもすぐに見つかりました。
2年生になると「テスト」がどういうものかは理解しているので、悪いことをしているという自覚はあったそうですが見たかったとのこと。
先生から注意を受けたそうです。



3年生の時

後ろを振り返り回答の確認をする。どうして気づいたか。後ろを振り返っているその子と目があったから。といった場合や、前や斜めの子の答案が見えたことがある経験からチラッとみることが癖になっている。基本的にテストでは無い時も問題を解いている途中でプリントを見てくるから癖だったのかな。と娘。先生には怒られなかったので先生は気づいていないのかもしれないと話していました。

どうしてカンニングをする?

テストの概念を理解していない

「テスト」というものに慣れていない・わかっていないというパターンがります。カンニングが悪いことだと思わずに、自分なりに考えて答えを導こうとするパターン。
先生からはテストの受け方については最初に説明がありますが、お家でもテストの受け方について確認をしておくとよいかもしれませんね。

自分の書いた答えに自信がない

自分の答えが合っているか気になって誰かの答案を見たくなるパターン。合っていれば安心し、間違っていれば直す。
大きくなるといつも100点を取っている子を羨ましく思ったり、間違えているのが恥ずかしいと思ったり、褒められたい承認欲求が大きくなったりするパターンがあります。

不正を行っているという自覚はない

カンニングをしている子の多くは、見つかって怒られてから「ダメなことだと思ってはいたけど・・・やったらこんなに怒られるんだな」と思う子が多いようです。
特に、自分で解いたあとに、不安だから確認する場合は自分の答えに「よかった。間違っていなかった。」という安心もしたいからということが多いようで、カンニングがそこまでダメな物と認識をしていない場合があります。



カンニングをしてしまったら親の対応はどうする??

カンニングをしたと先生から連絡があったら、親御さんはショックを受けるのは当然だと思います。
それでも、最初は、叱ることはしないでください。子どもたちもこんなに怒られるとは思っていなかった・・・ということが多いのです。

テストは確認をするためのもの

テストは自分がどこがわかっていて、どこがわからないかを知るためのもの。
点数がいい、悪いではないことを子どもに伝えること。そして点数で親が一喜一憂しないこと。よく言われていることだと思います。
でも・・親としては意外と難しい・・。一言いいたくなる気持ち・・わかります。でもカンニングをしてまで良い点を取ることが大切ではないことを話してください。

テスト前には見直す習慣を

低学年のうちはテストがあることを親が知らない場合が多いことがあります。
いついつテストがありますよ。と言われれば親としてもテスト勉強の体制を整えることができますが、今日テストがあったという事後報告や答案用紙が返ってきてテストがあったの!?と知るパターンも多いようです。
そんな時はテストの点数を気にすることはせず、どこがあっていて、どこが間違っていたかを確認し、見直して理解をさせることに重点を置きましょう。そうすることでテストは受けた後に確認をする場所なんだ。という意識づけができます。




テスト範囲がわかっている場合

小学生のテストは単元ごとで範囲が決まっているため対策しやすいです。さらりと復習するだけでも点数がガラっと変わります。もし、自分の答えに自信がなくて他の子の答えを見てしまう場合は、テスト対策をしっかりすることで自信にもつながります。
勉強すればテストの点数もよくなるという体験をすることで勉強をする意欲がでてきます。

まとめ

小学校低学年のうちは、カンニングをしても自分の力にはならないことを自覚するのはもう少し大きくなってからなのかもしれません。本人も、先生に注意を受けることで、カンニングってすごい悪いことだったんだ・・と自覚する場合もあるそうです。「不正をした」「悪いことをした」と親側も思わずに、どうしてカンニングをしてしまったのかを確認して(怒らずに聞いてあげてくださいね。)理由に基づいた対応をしてあげて欲しいなと思いました。

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