わざわざここで改めて書く必要もないぐらい、爆発的人気を誇っているマンガ『鬼滅の刃』。
我が家の兄妹(小6・小4)も例に漏れず大ハマり中です。
マンガ自体は長男がコレクション中。
彼の宝物になっています。
(全くの余談ですが、右端にある同じ作者の短編集が個人的に超ツボでした。おすすめです)
読みたい長女が勝手に彼の部屋に入ったり持ち出したりして、兄妹ゲンカが発生する事もしばしば。
かと思えば二人仲良く、Netflixでもう何周目かわからないほど、アニメを繰り返し見ています。
年頃になってきたこともあり、最近はお互いあまり関わり合わなくなっていた兄妹でしたが、「鬼滅の刃」の話題の時だけは仲良く(熱く?)語りあっていて。
兄妹が一緒に過ごしている時間が以前より増えたようです。
鬼滅の刃がクラスメイトの仲を取り持った??
彼らのクラスメイトも鬼滅ファンはたくさんいるようで。
学校での出来事を聞いても、「鬼滅について語った」なんて日もたくさん。
でも、彼らから話を聞いていて気づいたことが一つ。
長男の学年も、長女の学年も。
普段は結構男女に分かれて遊んでいるようで、どちらの話題にも、あまり異性は出てきません。
いがみ合ったり嫌いあったりはしていないようですが、休み時間や放課後に一緒に遊ぶという感じではなさそうでした。
でも!
この鬼滅の刃について語った系の話をきいていると。
クラスも学年も男女も関係なくいろんな人物が登場します(たまに先生も混ざっていたり……!)。
今まで一緒に遊んだことなんてほとんどない子たち(男女混合)も混ざって急に仲良くなり、鬼滅グッズを買いに、今度一緒に買いに出かけようかなんて相談もしているよう。
すでにグッズを持っている子も多いそうで、新宿や秋葉原にあるアニメイトなどのショップで買えるなどの情報交換も盛んでした。
また、ジャンプ派とコミックス派で物語の進み具合が異なるため「ネタバレ」による喧嘩が起こったり。
かと思えば反対に最新情報を知っているジャンプ派がヒーロー扱いされたり。
キャラや今後の展開予測を熱く語り合ったり。
彼らから聞く鬼滅の話題は尽きることがないよう。
長男のクラスには鬼滅の刃をきっかけに仲良くなった、「鬼滅カップル」なるものまで生まれたとか。
鬼滅の刃、おそるべし!!
大人が読んでも面白い! おすすめです
私自身も、鬼滅の刃は子供達の猛プッシュで、コミックス全巻読破&アニメも全巻視聴済み。
……今ではすっかりハマってしまっています。
鬼滅の面白さは、いろいろな方が分析されていると思いますし、読めばわかる!って感じなので私から特にお話しする点はないのですが。
もし、コミックスを手に取る機会があったら、ぜひ一度カバーを取ってみてください。
お茶目なイラストあり、かっこいいイラストあり……と、とても楽しめます。
特に、最新刊(19巻)は、このイラストだけで泣けてしまいました。
ちょっとネタバレになってしまいますが、この二人は親子。
ですが母親の方は子供が赤ちゃんの時に亡くなっていて、このイラストのような触れ合いは、この二人に絶対に叶いません。
大きくなった息子に会いたいだろうな。
可愛がりたいだろうな。
とか、すっかり母親の方の気持ちになってしまい、ストーリーとの兼ね合いもあって、ぼろぼろ泣いてしまった私。。。
子供二人にはドン引きされました(笑)
でも、本当にオススメです!
マンガにハマるのはいつの時代も同じ!
ちょっと自分の小学生時代を振り返ってみると。
当時の私たちもドラゴンボールで同じように騒いでいたことを思い出しました。
我が家には女の子しかおらず、ジャンプを買ってなかったので、クラスの男の子から続きを教えてもらうのを毎週楽しみにしていましたね。
「クリリンが死んだ(2度目)」
の時は、クラス中がかなり衝撃を受けたことを覚えています!
そして。
私の両親もドラゴンボールにはまってしまい、アニメがやっていた毎週水曜日7時に間に合うように、その日だけは父も急いで帰ってきていたような気がします。
どうしても間に合わない日は、父から電話がかかってきて「ビデオ撮っておいて」と。
そして、クラスの男子はかめはめ波を出そうと必死に練習していました。
主人(同世代)に聞いても、やっぱりこっそり練習していたそうです。
当時は「オレは絶対に出せる、あと少しだ!」と思いながらやっていたらしい(笑)
長男長女のクラスメイトでも「水の呼吸!(主人公の必殺技のようなもの)」などの鬼滅のセリフを真似している人は多いよう。
いつの時代も、子供がすることは同じですね〜!
マンガを禁止にしていたり、子供から遠ざけたいと思っていたり。
マンガに対するイメージは人・家庭それぞれだと思います。
でも、子供と共通の話題に同じ目線で話ができることは、単純にとても楽しいです。
夏あたりに、アニメの続編の映画があるのですが、今から子供たちに連れて行くようせがまれています。
「えぇ〜、仕方ないなぁ……」
なんて言いつつ。
一番楽しみにしているのは、実は私だったりして。